日記 2020/03/19 寝巻きのゆるさについて

いま一番欲しいもの、それは寝巻きだ。外でも着ることができる寝巻きがほしい。というより、寝巻きっぽくない寝巻きが、私服っぽい寝巻きがほしい。

以前にも書いたように、在宅勤務が続くようになって、基本的に起きたときの格好から着替えることがなくなった。meetで会議するときに限り、上半身のみ着替えるが、下は寝巻きのままだ。

在宅勤務だと仕事をしていても仕事をしていなくても環境が変わらないため、仕事と家庭の境界が極めて曖昧になった。心地よく仕事ができているので、在宅勤務体制自体に不満はほとんどないのだが、あまりにも寝巻きがしっくりしているので、外に出かけるときの着替えが億劫になってきた。もちろんそれなりの格好をしなければならないときにはしっかりと着替える必要はあるが、ちょっとそこらへんを散歩するくらいでいちいち着替えるのは面倒くさい。できれば、寝巻きのまんま、髪ボサボサのまんま出かけたい気持ちだ。

寝巻きは心地がいい。寝るための服だからそれはそうだ。体の緊張をほぐし、ゆるい状態でいさせてくれる服。

忙しい日もあるが、寝巻きのまま仕事をしていると、なんとなくゆとりをもって仕事をすることができているような気がする。フィジカルのゆるさからくるもの。フィジカルがゆるい状態でいられるから、精神的にもゆったりと仕事をすることができるのだろうか。

在宅勤務体制が解除されても、できればこのゆるさのまま仕事をしたい。

もともと、僕はヨガをするようになってからジーンズなどボタンで留める必要のあるパンツはほとんど履くことがなくなった。そのままヨガをできるような服を買っていった結果、すべて動きやすい、少し太めの紐パンツになった。だから、パンツに関してはもともとが寝巻きに近いスタイルだったと言える。紐パンツではあるけれど、会社に行くときにも履くからたぶん緩すぎることはないと思っている。すくなくとも、あの人寝巻きで来てるんじゃねぇ?と後ろ指を刺されるようなデザインではない。

だけど、もっとデザインはカチッとしていて、それでいてゆるい寝巻きはないだろうか?
寝巻きのゆるさを持ったカジュアルフォーマルのような。

在宅勤務体制に移行している企業が多いなかで、僕のように改めて寝巻きの心地よさを感じている人も多いんじゃないかと思う。仕事をするあいだだって、寝巻きでいることは悪くない。体はゆるくても、仕事はしっかりと。

在宅勤務が解除されるまでに、寝巻きのゆるさを持ったかっちり服をさがそう。

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