きみに会うまで〜2020出産談。メモ日記より①
赤ちゃんと母親のストーリー👶🤱
〜目次〜
🌿妊娠糖尿病になる
🌿助産院から産婦人科へ
🌿いざ出産!
🌿貧血になる
🌿母乳トレーニング
🌿乳腺炎⇨マロリーワイズ症候群
〜まとめ〜
ヨガとしての立ち位置
私のヨガをお伝えする在り方
〜あくまでも個人的体験、体感からの出産、産後の感想、考え方です。何でもそうだと思いますが、正解も無ければ、間違いもありません。
否定する内容も一切ありません。私という身体、心をテキストにした"私にとっての出産とは"学びについて。ディープな内容を、いつになく、自由に書いています。お暇な時間、まぁ読んでみるかーという方、よければどうぞお付き合い下さい🌸とてーーーーも長文でございまする〜
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先日タイミング時として、今だ、と感じました。今までお話しなかったのは、マタニティの時、ポーズをする度に(特に後期)キャ〜!!大丈夫なの?!と悲鳴がよくあがりました。
本人としては(母子共に)大丈夫という身体との信頼関係が築けているのですが、クラスに参加される方が"私が"ポーズする度に心配されたり不安な気持ちの中になったり"自身の身体"やレッスンへ集中出来ないのは、これはよろしくないなと控えておりました。高齢の方もいらっしゃるので尚の事でした。私の気持ち的にもその方がレッスンしやすかったのもあります。元気健康であると自覚したかった部分もあるんだと思います。
(そこら辺って難しいかなと思うのですが医療としての病名診断と、病気だから不健康、病気じゃないから健康である。というのとは別に、
"病気であっても元気な人"もあるし、"病気じゃなくても不健康な人"もあるという事。)
驚いた方、ごめんなさい。お誘いをお断りした方、何だか全部話して泣いてしまいそうでした。笑って、また会いましょう、と言いたかったです。皆さんお一人一人の温かい言葉とお気持ちのおかげで無事に出産に臨めました。
改めて、感謝致します。
合掌
井上 綾子
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まずはじめに安産でした。
産前、産後もヨガをしていたので今も元気です。しかし現代医療の数値だと妊娠糖尿病と診断されたのは臨月直前の事でした。
当初、助産院で産む気満々だったので、青天の霹靂でした。インストラクターとして健康をお伝えする立場でありながら、、、と自分は大丈夫との過信があったのかもしれません。
定期妊婦健診では朝の糖尿数値を計りますが100を越えると「気をつけてね」とお医者さんに言われます。3回越えてしまうと本格的な検査になります。
食事については妊娠初期、悪阻が始まった頃から、典型的な、
▪︎お米の炊いた匂いが気持ち悪い。
▪︎酸っぱいもの。グレープフルーツ、素麺、トマト、それ位しか食べれなかった。
その後、
▪︎玄米食、義理の父の畑の野菜たくさん
▪︎お菓子、チョコレート、アイスなどは食べれず。コーヒーも飲めず不味い。
本格的な糖試験を受ける事になり、更に食事管理を徹底しましたが(歩くのも増やしたりした)結果、診断は妊娠糖尿病でした。
妊婦の母体は胎盤が作られるとインスリン分泌(糖を抑えるホルモン)を抑制するホルモンが出てくるので妊娠中は糖が高くなりやすくなります。原因はまだ分かっていません。(私的な仮説ですが、栄養失調にならない様、糖が充分に行き渡る為ではと考えます。昔は飢餓、食べ物がなく、栄養失調の時代もあり。子孫を残す為の遺伝子記憶。現代では食物過多、却ってそれが自分で自分の首を締めている形。)
体重については増え過ぎないよう注意していましたが、通常時と比べて7〜8kg程度増えていました。増減としては標準内です。
遺伝的要因もあるのですが、私の父方の親戚はほぼ糖尿の家系です。
妊娠糖尿病になると、
▪︎巨大児の恐れ
▪︎出産時母体、子供に影響
▪︎子供の糖尿病の恐れ
▪︎分娩児低血糖になる恐れ
▪︎分娩児難産
▪︎帝王切開
など
その頃、30〜31週でした。妊娠糖尿病と診断されて、助産院から産婦人科病院を探さなければならず、(当時はやむを得ませんでしたが、食事療法で経過を見ながらであれば、助産院でも産めるそうです。)当たり前、そうだよね、とも思いましたが、妊娠後期の妊婦を別の医院がいきなり受け入れる筈も無く、最初の所はやんわり断られて、お先真っ暗な気持ちになり、勝手ながら受付の方の声も冷たく聞こえてしまったものです。電話の切り際、思わず涙声で電話を切りました。
「すぐ来て下さい、今日、この後来れますか?」救う神在り。
受け入れて下さったのは、地元地域では有名な産院で、すぐ診てくれて、「パパ似だねぇ、ジャニーズ入れるね、ここはママかな?イケメンだねぇ〜」と冗談ジョークでスカッ!と笑い飛ばしてくれました。その優しさにノックアウト(笑)ホッとしてまたもや涙が溢れました。
お腹の息子と共に、主人と、ここにしよう。
実はここの医院は妹の子供達、3人の姪っ子、甥っ子がお世話になった所でした。ここで産む事に決めました。
妊娠糖尿病について
治療はインスリン注射する場合もありますが(妊娠中は薬は飲めない為)私の場合は食事療法のみで大丈夫でした。運動は歩いたりヨガをしていましたし、食事は前から心掛けていたので管理栄養士さんのお話を一回だけ受講しました。
運動は毎日散歩していて、一万歩〜二万歩もあれば、ヨガの仕事も臨月ギリギリまで続けていて、臨月で筋トレしたり、普通の妊婦とは違う(普通って、何でしょうね?)本人、息子も病名に反してすこぶる元気なので実感としては、全く健康なのでした。
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出産当日。
お互いの仕事の都合上
私と主人
家族のスケジュール的にも
1/6がいいなぁ〜
10日予定日だけどちょっと早めに産まれて来てね〜
なんて言っていたらその通り
産まれて来てくれました
愉気が効きました(整体法)
お手当てです
夜中の1時
陣痛を感じて
産まれるかも〜
と目を見合わせて
車で産院へ
主人に送って貰いました
看護師さん
「まだ早いかもね〜、一応、待ってみる??」
朝方まで待ちましたが産まれて来ず
「旦那さん、一旦帰ってまた来ましょうか?」
からが長い長〜〜〜〜い!!!
昼間10〜15分起きの陣痛
あぁ
また来る
また来る
また、、、
陣痛室の白い壁
無言の室内
一人必死に痛みを
呼吸で受け流す
ふぅ〜
何とか大丈夫
乗り切った
あぁ"〜
陣痛の激しい痛みに耐えながら、
◯何故、命を産むのはこんなにも痛みを伴うのか?
◯何故、痛みというのは身体にあるのか?
●いくら男達が修行したってこの痛みは味わえない。等々云々、、、
そして、
◯喜びも、痛みが無ければ喜びは無いのか?
◯陰陽、プラスマイナス、自然の法則
etc...
このように
思考していないと
正気を保てず
頭を
空っぽにすれば
痛みに
飲み込まれそうでした
ヨガで学んだ呼吸法
ヨガの先生
クラスの皆んな
助産院の先生
みんなの
顔や言葉
エネルギーが
身体全体へ
巡り巡って
想い馳せりました
一時
何度か危ない感じがありました
陣痛の度に
赤ちゃんの鼓動が小さくなる
酸素マスクもしました
「赤ちゃんが苦しんでるんだよ」
遠くで
看護師さんの声が聞こえてる
横向き仰向き色々試して
自分が楽な姿勢をとれば
赤ちゃんの呼吸も楽になる
鼓動を打つ
あぁ
身体の実感
他人には分からない境界線があるんだなぁと
瞬間思いました
夕方18時過ぎ
我慢足らず
無白な部屋
一人寂しく
夫を呼び出して貰う
19:47?頃
破水
意識朦朧
血がベッドに溢れる
子宮口がなかなか開かない
「半々ですね」
夫と先生は
ドア外で
自然分娩か帝王切開か
あとは本人次第
母体と子供が持つか
と話されたらしい
「とりあえず分娩台へ移りましょう」先生
何とか自分の脚でフラフラと歩き
「産むの?産まないの?!」主人
「産む!!!!」私
覚悟が決まった瞬間でした
それでも赤ちゃんの肩に
臍の緒が引っかかって
絡まって出られず
吸引分娩でやっと産まれる
22:27
3018g
男の子
息子の頭には小さな傷があります
頭は引っ張られて伸びて
エイリアンみたいに長くて
頑張ってオギャーと泣いてくれて
「パオ、パオ(胎児ネーム)」
と呼ぶ母と父(涙)
声を聴き分けて
しっかりと目を見て
この人達がお腹にいる時話してた人かぁー
なんて顔をして
こちらを見ている
あなたの顔が見れてよかった
ずっと会いたかったんだよ
嬉しかった
目もあり耳もあり小さな手も
足の指もある
ありがとう
産まれて来てくれて
ありがとう