感謝を忘れず、毎日を丁寧に。
私は社会に出てから保育士として、そして現在はフリーランス保育士として、
たくさんの子どもたち、ご家族とコミュニケーションをとっています。
初めて担任を持たせていただいた時、
職場を離れることになった時、
結婚というお祝い事があった時。
花束と沢山の手紙や贈り物を頂き、こんな私でも、大好きなご家族や子どもたちから感謝されたんだ…
何とも言えない幸福感を味わったことは、今でもよく覚えているし、何年たった今でも、ふと初心に帰る瞬間です。
ベビーシッターとしてお仕事をするようになってからというもの、
担任時代とは違って、もっともっとご家庭との距離が近く、見えてくるものが違うからこその良さや難しさがあると感じています。
自分でも、”これでいいのだろうか””私じゃないベビーシッターさんが適しているのではないか”と悩んだりすること、正直あります。
でも。
ご家族から
「本当に出会ってくれてありがとうございます、御縁があって嬉しいです。」
子どもたちからも
「毎日来てほしい~~~帰っちゃやだ~~~」
と、とってもとっても温かい、私なんかには勿体ない言葉を頂くことが、増えてきました。
↑先日、とあるご家庭の可愛いお子さんから頂いたお手紙。
これは担任時代とはちょっと違う角度での嬉しさです。
(語彙力が足りなくて表現不足)
でもそれは私の方こそで、
子どもたち、ご家族との御縁があるからこそ、私の学びや向上心も生まれている。
嬉しいな、幸せだなっていう幸福感がある。
ベビーシッター先のお家を出た時に、
「今日もとっても楽しかったな。お子さん可愛かったな~今度はこんなあそびをしてみよう。」
そう思えるのは、私に依頼してくれるご家庭があってこそ。
この感謝の気持ちはずっと大切にしていくし、よぼよぼのおばあちゃんになっても忘れたくない宝物なんです。
社会人1年目の時はきつくて苦しくて、嫌なこともたっくさん経験したし、保育士なんてやめてやる・・・
そう思ったこともありました。
こんなに感謝して、この仕事は最高だと思える自分になっているなんて、当時は想像もしていなかったな。
人生に無駄なことはない。
全ての経験があるからこそ、今の私がここにいる。
最近はそんなことを思う時間が増えました。
歳のせいでしょうかね。(笑)
今でも、仕事の中で、子どもたちとの係わり方はこれでよかったんだろうか、もっと寄り添うことができたんじゃないか?
なまけ癖もあるし、抜けミスもあるし、はぁ・・・自分って駄目だな。
そんなことを考えたり、悩んだり、つまづいたりします。
人と比べて落ち込むことなんて、しょっちゅうです。
でも、一つひとつ乗り越えた先にはきっと今じゃ想像できない未来があると、ここ数年の経験で分かるようになりました。
今の自分にできることを着実にこなすこと。
今の自分にできる最大限の努力をすること。
これが一番難しいけど、これが一番速い。
そして、数年先の未来は今より楽しい。
毎日健康でご飯が食べれてて、仕事ができる、この当たり前の生活ができていることへの感謝を忘れずに、丁寧な仕事と生活をしていきたいです。