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suki na oto - OKBOY & Dogwoods

好きなアーティストシリーズ第1話。
今回の主役はOKBOY & Dogwoodsのお二人です。


疲れた心にヒッピーを飼いたい

モラトリアム真っ只中の今の自分にとって、「生き方」に関する悩みは尽きません。周囲からのプレッシャーや他者との比較による孤独感に苛まれたとき、居場所を作ってくれる存在の一つが音楽です。
OKBOYとDogwoodsの音楽はヒッピーカルチャーに強い影響を受けているのが特徴的で、それは彼らのライフスタイルにも現れています。何にも縛られず、自分たちの好きなように生きる。二人が体現するヒッピーマインドは、私の人生の視野を広げ、自身の存在ごと肯定してくれるような安心感を与えてくれるんです。

声が音になる気持ちよさ

言葉と音との境目が曖昧になるような独特のフロウと、ヒッピーの平和主義的精神を感じさせるディスりのないリリック。どんなビートに乗せても気持ちいい化学反応を生み出します。都会の喧騒の中では落ち着かせてくれて、ライブでは最高にブチ上がる。どんなシーンでも音だけでハッピーな気持ちにさせてくれる二人の音楽は、まさに「聴くドラッグ」です。

個人的なおすすめ曲5選

1. flown

聴くだけで時の流れが0.5倍速になります。マジです。どことなくdreamcore感のあるビート、二人の声と相性が良すぎる。この曲のリリックはしんどいときほど沁みます。騒がしい街中でノイキャンをオンにして聴くもよし、真っ暗な浴室でお風呂に浸かりながら聴くもよし。

2. weedkingdom

とにかく中毒性が半端ない。OKBOYの癖になるhookはもちろん、個人的にはDogwoodsのverseの入り方が大好きです。独特なリリックと音の気持ちよさ、その二つを存分に味わえるトラックです。一度聴くと2回、3回とリピート再生が止まらなくなるので注意。

3. You got my bounce

微睡むような浮遊感たっぷりのフロウが心地よいです。そしてDogwoodsの入りがかっこいい(2回目)。朝のアラームに設定して、聴きながらの二度寝が至福です。ふわふわになれます。

4. ziziomaganja

原点にして頂点。ゆったりしたテンポの原曲と疾走感のあるリミックス盤をシーンによって聴き分けると楽しいです。二人の歌声のコントラストに魅了されて、あなたも思わず口に出してしまうこと間違いなし、ジジオマガンジャ。

5. garden

ユニットとしての曲ではなくOKBOYのソロシングルです。シンプルなメッセージながら思わず寛容な気持ちにさせられるリリックが彼の人格そのもののよう。悪いことばかりに目を向けがちな人におすすめしたい一曲。

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