超英語底辺の私を救った勉強法〜もっと早く知りたかった

英語を早く上達したい。
英語を楽に習得したい。

そんな願望、誰しもが持つのではないでしょうか。

勉強が苦手なくせに、英語が話せる自分を夢見ていたあの頃。

英語、ペラペラに話せたらカッコいいなぁ。
いつか、外資系企業に就職して海外でバリバリ働きたい。
はたまた、通訳者となって有名人の後ろに立ってみたい。

英語ができたら、もっと自分の可能性が広がるのでは？
そんな期待もしつつ英語教育に力を入れてそうな学校になんとか合格して、1年間の海外留学のチャンスにも恵まれました。
周りの友達は、入学以前からしっかりその後のことも考えて学校以外でもしっかり勉強していましたが、私といえばとりあえず学校にさえいければなんとかなる。くらいにしか思っていませんでした。
当然のことですが、授業についていけないので成績もぱっとせず。
勉強方法が分からないので、何をどう頑張れば成績に直結するのかもわかりませんでした。
　「でも、留学さえすれば見違えるように英語がペラペラになれるはず！」
そんな根拠のない思い込みで海外留学に挑みました。

その結果、ネイティブスピーカーの話すスピードや発音には慣れました。
リスニング力はものすごく鍛えられました。
現地の人々の暮らし方や文化、習慣をすぐに身につけ“なんとなく“国際人気取りでした。

帰国して、授業が再開された時、

「うぉぉぉ！英語ってめちゃ簡単やん！！！」

とはなりませんでした。
合格必須の英検2級の英単語もほぼほぼ覚えられない。
テスト範囲の英語構文も、英文法も、長文読解も
全く頭に入ってきません。

周りのみんなはちゃんとできるのにのに、なんで私だけ覚えられない？
英語、向いてないんだ...。

優しい友達の支えもあって、なんとか卒業はできましたが
英語の無念はいつまでも私のコンプレックスになりました。

英会話スクールに通ったり
聞き流すだけCDを買ってみたり
高額の授業料を払ってなんかの講座を受けてみたり

色々トライしてみましたが、どれも満足のいく手応えはありませんでした。

こんなにお金も時間もかけてるのに
英語がさっぱり分からないのはなぜ？
諦めろって神様が言ってるの？

ある時、私の英語の何が出来てないのかはっきり知ることになったのです。

当時、私はある英語の資格試験対策用のスクール（現在は廃校）に通っていました。
そこで講師の方から「英語の基礎がまったく出来てない」と言われました。
中学校で学ぶ英文法からやり直しなさい。ということです。
本屋さんにすぐ走り、中学生用のテキストや問題集を見ましたが、学生時代と同じく「読んでも意味がわからない」「解いても意味がわからない」という苦い記憶しか蘇りません。
ネットで色々調べて、評価の高い英文法に特化した問題集を2冊購入しました。それから毎日鬼のように英文法の問題を全問正解するまでトライし続けました。その甲斐あって、英文法がよく理解できるようになりました。

（英文法系の問題集や参考書は今もいいものがたくさん出版されているので、色々挑戦してみてください）

英文法をマスターしたおかげで、英語構文も長文読解も驚くほど理解できるようになりました。すると、知らない単語を減らしたい！とか、この英語表現覚えたい！とかいう、イングリッシュハイ？みたいなアドレナリンがどんどん放出されるようになりました。
文法って大事だなー。とつくづく思います。

結局英語を使う仕事には就きませんでしたが、英語に助けられたことはたくさんあります。世界が広がりました。

今は別の言語に挑戦中ですが、もう一度英語にチャレンジしてみようと思います。