見出し画像

【#本要約】 心の動かし方 を読んで

栗山監督とWBC2023を共に戦った、白井一幸さんの著書です。コーチとしての振る舞い方がメインとなりますが、日常生活に活かせることも多いと感じました。

この本の要約動画はこちらです⬇️


併せて是非ご視聴ください。宜しくお願い致します。


チームのあり方(目的と目標)

■栗山監督のスタンス
*信じて任せて感謝する
*信頼されるかどうかは相手が決めること。
*まずは自分から相手を信じること。信じ続けること

■目的と目標について
目的:最終的に成し遂げたいこと(ゴール/理念)
目標:目的を達成するための指標(目的までの手段や指標)

*目的を共有しなければ、組織や個人を強くすることはできない。

*自分のために発揮できるエネルギーはそこまで大きくはない。チームあっての個人。チームのために動くことが、個人の成績にも繋がるので、チームの目的目標の共有は必要不可欠。

<侍JAPANの例>
●目的
子どもにも大人にも、夢や元気、勇気を与えるプレーをし、野球の楽しさ、素晴らしさを次世代に伝え、野球を発展させること
●目標
世界一を目指す

チームビルディングとコーチの振る舞い

■チームビルディング5つの柱
①全員が共有する目的と目標を明確にすること
②心理的安全性
③信頼関係の構築
④当事者意識(関わる人になること)
⑤ ①〜④を元に全員で行動

■コーチの具体的アプローチ
【前提条件】
教育者/指導者の存在意義とは•••
•行きたい場所に連れて行くため
•心を動かすため
•自分の意志での行動を促すため

①意見や質問を気軽にできる空気づくり
コーチ同士のミーティング
→コーチによって指導法にズレを出さないため

100%のことはないため、重要な意思決定については全員参加し、話し合い、全員が納得した意思決定を行う

②コーチングとティーチング
•意識したら出来ることを明確化する(線引き)
→出来ない場合、例外は作らず誰でも同じ対応

•すぐにアドバイスをしない。
自律型になるためには、試行錯誤が必要。
→すぐに教えると、一生懸命考える時間を奪うことにもなる

•高い目標でも否定しない→最初に達成すべき目標を話し合いながら、本人が気づくように持って行く

*全ては心を動かすため。心が動けば行動が変わる。心を動かすために頭を働かせ、適切な対応を取る。

③4つの全力
体:目の前のことに対してしっかり取組むこと
頭:対応シミュレーション
準備:日頃からの準備〜ウォーミングアップまで
心:意気込み (例:絶対打とう!)

④やってはいけないこと(三悪)
•結果に対して怒る
•原因に対して教える
•上達のためにやらせる

⑤声かけ
がんばれ→よくがんばってるね
•何をやってるんだ!→切り替えて次やってこう
•こうするんだよ!→今何をやろうとしてるの?(傾聴&待ちの姿勢)

感想

「心の動かし方」というタイトルの通り、

コーチという立場でなくとも、どれも対人関係において必要な言動だと感じました。全ての場面で、パターン的に実行することは難しいと思います。分かっていても、、な時も。でも心がけ一つでできることが多い上、何よりも世界一になっているので実行しないわけにはいかないですね。楽しんでいきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました!

この本の要約動画はこちらです⬇️


併せて是非ご視聴ください。宜しくお願い致します。

いいなと思ったら応援しよう!