景堂

割と波瀾万丈な人生を経験し、海外経験を元に語学や仕事の考え方が変わる。自分に何ができるかを自問自答しながら生活をしています。 ◇カナダ、マルタ、韓国、フィリピン、オーストラリア、台湾にて生活、その他複数国滞在経験あり。 ◇座右の名は『人生楽ありゃ苦もあるさ』

景堂

割と波瀾万丈な人生を経験し、海外経験を元に語学や仕事の考え方が変わる。自分に何ができるかを自問自答しながら生活をしています。 ◇カナダ、マルタ、韓国、フィリピン、オーストラリア、台湾にて生活、その他複数国滞在経験あり。 ◇座右の名は『人生楽ありゃ苦もあるさ』

最近の記事

あの子はいったい…

私がフィリピンのとある離島で暮らしていた時の話。 私はある語学学校のマネージャーとして韓国からこの島へと送られ、 問題だらけの環境で悪戦苦闘をしながら働いていた。 この施設は当時では珍しいリゾート施設一体型の語学学校で、街の中心部から離れたジャングルの開けた所にポツンと存在していた。 生徒は韓国人だけだったが、きれいな海も近く都会の煩わしさを忘れて勉強ができると、なかなか高評価ももらってはいた。。。だが。。。 悪徳エージェントの詐欺行為により金銭的被害を被り、評判は落

    • GOOD LIE 〜人生をかけた嘘〜

      前回投稿からかなりの月日が経ちました…仕事に支配され、日本社会に埋もれ余裕を失っていました。。。 昨夜久しぶりにケーブルTVで映画を観たのですが、これがまた衝撃とともに感動するもので、自分がいかに未熟な人間であるかを、改めて思い知らされました。 自身の経験も踏まえながら、共感した部分を書いていきたいと思います。 『グッド・ライ〜いちばん優しい嘘〜』この映画は過去に見た映画の中で一番と言っていいほど勉強になる内容でした。 アフリカにある国スーダンの内戦に巻き込まれたとあ

      • 仕事と体どっちが大切?

        今日は私の親友の命日。 彼が逝ったのはかれこれもう6年前のことだが、毎年この時期になると感じることがある。 『なぜ我々は自分の体より仕事を優先してしまうのだろう?』 彼は私の人生初の海外の友人だった。海外生活で苦楽を共にし、body(相棒)という仲になった。 お互い母国に帰国後もやりとりは続いたが、いつしか忙しくなり、なかなか連絡がとれないことも多かった。 でも、言ったことは必ず成し遂げたい性格である私には決意があった。 帰国する前、私は彼に『次会うときは君の国の言

        • 発音って大事

          前回の投稿からだいぶ空いてしまいました。 身の回りに大きな変化があり、急に忙しくなってしまいました(言い訳)。 これまでもそうだったが、最近も『外国語の発音がすごく聞きやすい。言語の才能があるのでは?』と言われる。ネイティブからも言われるから驚きだ。 英語、韓国語、中国語…話す機会は増やしているが、自分的にネイティブには程遠い。 でも心掛けている事がある。 『日本語読みを考えず、聞いたまま発音することを頑張る。』 これは英語の独学を始めた12歳の頃から習慣になってい

          日本人って実は英語が得意??でも…

          しばらくnoteをご無沙汰にしてしまいました💧 昨晩、日台交流会に友人と参加したのですが、ちょっと面白い発見がありました。 ある英語がペラペラな台湾人の学生がこう言いました。 『日本って英語を使いにくいです。喋ろうとしてもみんなできないって言うから…』 『でも電車の中とかで英語のテキスト見てる人はものすごく難しい英文を勉強している…これがわかるんなら話せるはずなのに…』 彼はそれが不思議で仕方なかったそうで、私もそれはなるほどなぁと思いました。 台湾人は英語力は全

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          『聞く力』を鍛えるためには?

          リスニング・発音練習が出来たら、会話の練習です。 でも、その前にとっても大事なことがあります。 『聞く力』です。→リスニング力じゃないですよー 会話は一方的な話だと成立しません。 日本で英語を学ぶと、リスニング力や文法、スピーキング力(単に話す力)は鍛えられますが、コミュニケーション力はなかなか鍛えるのが厳しい状況かと思います。 留学経験者の方は、他の国の生徒さんがメチャメチャ質問してきたり、『なんで?どうして?どうやって?』とやたら食いついてきたりしませんでしたか

          『聞く力』を鍛えるためには?

          よりネイティブの発音に近づくために

          海外で、日本語訛りを指摘され、小馬鹿にされる人…実は結構います。 『英語しか喋れない癖になんであんな上から目線なんだ!?』そう感じたことのある人も多いのではないでしょうか? 私の友人にも、英語が聞き取れるようになってようやく馬鹿にされてることが気づいたって人が何人もいます。悔しいですね。 母国語でないのだから、訛りがあるのは当然です。でも指摘されるとなんだか自信が持てない…そんな悩みを払拭しましょう! そのために、役立つ練習方法をご紹介します。 これ、実際に私が試し

          よりネイティブの発音に近づくために

          英語らしい英語を話すには?

          中学校や高校の英語の授業で、『発音練習しましょう…リピートアフターミー!』てな風に日本語訛りバリバリで教えようとする先生、いませんでしたか?笑  先生もなれない英語を一生懸命やってるので、大変だと思いますが、できれば幼い頃からちゃんとした英語に触れたいと思うのは私だけでしょうか? 正直、当時はあまりにかけ離れた英語の発音を見本にして発音練習をするのは嫌でした…だからぼそっとしか言わず…音読しろと言われても、わざと日本語訛りっぽくいったり…もう、ストレスですね(笑) だか

          英語らしい英語を話すには?

          留学しないでお金なくても英語力を上げるには?

          近年、日本も語学力が求められくる社会になり、英会話スクールに通う人やオンライン英会話を始める人も増えてきていると思います。 でも正直…スクールは高いです。オンラインスクールも講師の質はピンからキリまでなので何とも言えない…参考書を買って勉強するにも…喋れる気がしない… お金もないし、留学する時間も作れない… そんな状態の方におすすめの学習法があります。 常に妄想と独り言、そして役を演じる 英語と日本語は言葉が全く違います。 日本語を話すように英語を話そうとしてもぎ

          留学しないでお金なくても英語力を上げるには?

          誰でも実践できる英会話学習法②

          言葉を学ぶ上で厄介なものがあります。 『単語』です。 昔から英単語をひたすら覚えさせられた記憶はありませんか? 記憶力の良い人は楽勝かも知れませんが、私は人より記憶力も学力も劣っていると自覚しているので、単語帳は無意味な存在となってました。 そういう方も多いはず… ということで、非常に効果的だった覚え方をご紹介します。 単語はフレーズで覚える 単語帳を見ると、1つの単語に意味がいくつもあって、実際どんな場面でその単語を使ったらいいのかよくわからなくなります。

          誰でも実践できる英会話学習法②

          誰でも実践できる英会話学習法①

          英語を学びたい人にとって、英語力を上げるのは意外と大変なことです。 いくら勉強しても伸びない…私もそんなことはよくあります。 理由は色々ありますが、まず英語を『日本語と英語を同じ目線で考えている』ことがあります。 日本の英語教育が影響しているのかも知れませんが、いつも『答えが』1つと考えてしまっているのです。 わたし自身も中・高での英語の授業ではそう感じていました。 例えば、『難しい』という単語を英語にしてくださいというと… 日本の英語テストや参考書では正解はだい

          誰でも実践できる英会話学習法①

          誰もがなりうる厄介な病気

          やっかいな病気にかかる オーストラリアから日本に今年帰国して、就職先が決まり、軌道に乗ろうとしていた時、思わぬ不運がやってきました。 『低髄液圧症候群(脳髄液減少症)』 このせいで2カ月勤務ができない状況に… 低髄液圧症候群って何? この病気は知ってる医師も多くなく、完全に治せる保証がない『厄介な』病気なんですが… 簡単に言うと、脳と脊髄を守っている髄液が何らかの原因で減ってしまい、起き上がると激しい頭痛やめまい、吐き気等色んな症状が強く出てしまうというやつです。

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          波瀾万丈な人生と語学④

          フィリピン生活で一文無しになり、帰国することになった私は、次の目標へと足を進めました。 それはオーストラリアへの挑戦。 元々住んでみたかった国の一つなので、次はここに決めようと思い、準備を始めました。 まずはお金がないので仕事探し。でもただ飲食店や派遣でアルバイトするのは意味がない…どうせなら培った実力を活かせる仕事ということで、都内高級レジデンスのバイリンガルコンシェルジュのポジションを受けることに…そして運よく合格し、英語力も落とさずに準備をすることが可能に。 1年

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          波瀾万丈な人生と語学③

          騙された!?過酷な職場…海外で働く時は覚悟が必要韓国の留学センターに雇われて、1ヶ月ソウルのオフィスにて勤務をした後、フィリピンの最後の秘境と言われるパラワン島にある語学学校にマネージャーとして赴任しました。 学校の事前情報と言えば、きれいな外装の写真とすごく住みやすいという社員や院長からの説明のみ。 しかし、空港に着いてから車でジャングル道を約1時間半…辺りは電灯もほとんどなく真っ暗、どんどん暗闇の中へ、そして頭によぎったのは… 『これ拉致されるんじゃ…💧』 そんな

          波瀾万丈な人生と語学③

          波瀾万丈な人生と語学②

          前回の記事のように、対人恐怖症と病気に悩まされながらも前を見て突き進んで行くと、更なる試練をくぐり抜けなければならない状況がやってきました。 社会の厳しさ大学をなんとか卒業して、国内で一度就職をしました(これも英語力のおかげです)。英語がなければ大学も行けず仕事もなく途方に暮れていたかも知れません。ほんとこの時はついてるなと思いました。 ですが、配属された職場は激務で有名なところで、酷いときは月の残業時間が120時間を超えたり、朝から深夜まで勤務があるのに休憩はランチとブ

          波瀾万丈な人生と語学②

          波瀾万丈な人生と語学①

          私の人生において、語学は切っても切り離せない関係にあります。別に語学堪能というわけではないのですが、それによって救われたことが多い人生でした。 語学が対人恐怖症を救う 小学生の頃、とある事件により対人(特に女性)に関するトラウマを持って以降、10年以上に渡って対人恐怖に苦しんで来ました。もちろんそんな事を人に話せる勇気もなく、誰にも言えず、学生時代はトイレで昼食をとることもしばしば…人に会うと自分が恥ずかしくなり赤面し、汗だくになってしまう…こんなおかしな体質になっていた

          波瀾万丈な人生と語学①