人生に対するスタンス


「やった!!朝だ〜〜〜〜」「ねぇ、お腹すいた!ご飯食べたい!」

こんな台詞から始まる娘の一日。バッと起きて、ジャッとカーテンを開ける。なんとも軽やか。なかなか起きない両親を横目に、0歳の弟に顔を近づけて笑わせる。歌う。布団のフチを平均台に見立て、バランスをとりながら一周、二周。羽毛の掛け布団にダイブ。寝室にちょこっとだけ置いてあるおもちゃでひと遊び。そこまでしたら一旦お布団にゴロンと横になり今度は妄想遊び。プリキュアになりきってビョーゲンと戦うとか、幼稚園のお友達や先生と遊ぶとか。


「う〜、朝だ…」「なんか胃がいたい、青汁くらいしか飲みたくないかも」

目覚ましを10分おきに2度、3度鳴らし、もうちょっともうちょっと、となかなか布団から出られずにいるのは、私だ。一旦体を起こしても、チャンスがあればまた布団に倒れ込もうとしてる。娘の騒いでいる声が頭に響く。目が開かない。タイムリミットなので仕方なくフラフラと立ち上がり、やっとの思いでリビングまで移動する。朝ごはんを用意し、背中を丸めて細々と食べ、娘を幼稚園に送り出したところでようやく体が活動モードになってくる。

かくも異なる一日の始まり! 娘は一体、世界をどのように捉えているのだろうか。起きた瞬間から、今日が素晴らしい1日であり楽しいことが起こると信じて疑わない。

この違いはどこから来るのか。単に年齢の問題?私も幼少期はこんな感じだったのか?いや、そうではなさそうだ。では性格の違いなのか?分からない。じゃぁ、検証してみよう。

3ヶ月後、私は娘のように、毎朝素晴らしい気持ちで起床できるようになっているかどうか。

やること。まずはジャブから。
・寝る前に、その日一日良い日だったと思えることを見つける。
・実際に声に出して言う。もしくは今日も楽しかった、と声に出す。
・朝起きて娘におはようと言う。
・いい朝だね、と声に出す。

チンケか?そうだね、チンケだね。小っ恥ずかしいね。でもいきなりメンタルから変わるのは難しそうなので、まずはフィジカルから。心こもってなくてもいいと思う。言ってみること、やってみることが大事。これで変わってきたら儲けもんだし、変わらなかったら別のやり方を試すまで。


#子どもに教えられたこと

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