スローな時間
久しぶりに何の予定もない週末。
楽天トラベルでリサーチするも直前だから空きがなかなか見つからない。
目的地を広げてみたら、一日一組限定の一棟貸しの宿を見つけた。
里山にある古民家、離れと蔵を改装して宿になっていて朝ごはんは釜で炊いたご飯が食べられるそう。
雰囲気最高!
中はリフォームされていてとても綺麗
和室
食堂
2階が和室の寝室。(写真忘れた)
とにかく静か。無音。
窓を開けると川の流れる水の音。
夕飯は外に食べに行って
夜はのんびり過ごした。
寝室の布団がふかふかで気持ちよくて
いつもなかなか寝付けないのに
すっと眠りにいて
カーテンではなく、障子から明るい光が入って自然に朝目が覚めた。
食堂に降りると、オーナーさんが朝食の準備に来てくれて
釜で炊いたツヤツヤの白ごはん
焼き鮭
卵焼き
ほうれん草のおひたし
壬生菜のお漬物
海苔
サラダ(ソーセージといちご付き)
味噌汁(お鍋ごと)
ヨーグルト
なんて贅沢な朝ごはん!!
卵焼きはうちの実家の味付けとは違うんだけど、なぜか食べた瞬間『お母さーーーん!』と叫ぶ味だった。笑
きっと懐かしいというか、優しい味がして心まで満たされた。
朝オーナーさんが『昨日は良く眠れましたか?』と聞いてきた。
まるでここにこれば良く眠れるでしょう?と言わんばかりに。
もちろんぐっすりですとも!!
そんなやりとりも、ゆっくり流れる時間も全てが最高だった。
朝ご飯の後は隣の神社にお参りした。
チェックアウト後は浄化された気持ちを汚されたくなくて真っ直ぐ家に帰った。
実家は古民家でもないんだけど、
なぜあんなにも懐かしいというか、心落ち着くというか癒されたのだろうか。
お布団も、ホテルのような上質とうわけではなく、帰ってくると告げてお母さんが用意してくれたような、ふかふかのお布団。寒くないようにもこもこのカバーがひいてある。
優しさがたくさん詰まっていた。
とにかく心が喜ぶ体験だった。
日常の疲れやストレスは全て里山が浄化してくれた日がいない。