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ポテト 11ヶ月|のりくらのワンちゃんネコちゃん|Vol.03

乗鞍高原に住むワンちゃんやネコちゃんをご紹介!

冬は-15℃にもなる環境で、たくましく暮らす彼らの姿から、自然と共に生きる大切さが伝わります。雪景色の中で犬は元気に遊び、猫は自然を観察。時に頼もしい友として熊を寄せ付けないなんてことも。

この連載で、彼らとの素敵な日々を一緒に楽しみませんか?

今回ご紹介する「乗鞍高原に住むワンちゃん」は、
自然豊かな乗鞍で地域貢献活動を精力的に行っている、kambaのりくら代表の斉藤真弓さんちのポテトです!


プロフィール

名前 斉藤 ポテト
年齢 11ヶ月 男の子
犬種 ミックス
性格 やんちゃでちょっとドジ

ポテトとの出会いと新たな家族のはじまり

娘さんが保育園に通う頃から、犬を飼うことを夢見ていた斉藤さん一家。
しかし、犬を迎える条件として「近所で生まれた犬か、保護犬」を掲げていたため、なかなか出会いがありませんでした。

ある日、友人のマメの飼い主さんから保護犬のサイトを教えられ、希望を胸に探しはじめました。その中で出会ったのが、困り顔のポテト。
犬を飼うことに慎重で反対していたパパが「かっわいい!」と言った、その一言が心を動かしました。

保護施設のチラシ、右下に小さなポテト

ポテトを迎える決意をしたものの、実際にはポテトが保護されたのは県内ではなく、遠く東京の台東区だったことに驚きます。
しかし、愛するポテトを迎えるため、斉藤さんは意を決して首都高を運転し、大都会へ向かいました。道中の不安を胸に抱えながらも、ポテトとの初対面に向けて高まる期待。

斉藤さん家族としての新たな一歩が、こうしてはじまった瞬間でした。

乗鞍に来て3日目の朝

お気に入りの場所

まずは、一の瀬にあるせせらぎが大好き!
川の水がとても美味しいらしく、ポテトはすごく気に入ってごくごく飲んでいます!

一の瀬のせせらぎがお気に入り
お水が相当美味しいらしくいつまでも飲みます


また、ポテトのためにパパが作ってくれたデッキも特別な場所とのこと。

ハイタッチもできるよー
パパお手製のデッキでのんびり

散歩中に、落ち葉の山があるとうれしそうに飛びこんで楽しんでいます。
さらに、ポテトはクリのイガやサボテンなど、チクチクしたものや松ぼっくりが特に好きなようです。気に入ったものを見つけると、くわえて持ち帰る姿がなんとも可愛らしいそうです。

落ち葉を見つけるとすぐ埋もれちゃう
イガイガだ〜い好き!

オススメのペット用品やおやつ

お留守番の時にもらえるガム
紐付きボール
子どもたちの使わなくなったぬいぐるみ(もらったらその日のうちに綿を出すのが趣味)

布団の綿を引っぱり出すのも趣味です…

おわりに

ポテトとの時間は、斉藤さん家族にとってかけがえのない瞬間の連続だったそうです。最初は臆病であったポテトが、少しずつ心を開き、家族との愛情を育んでいく過程は本当に感動的でした。

初めて会ったとき、遠くから私たちを見つめていたポテトが、子どもたちの手を舐めて遊びはじめる姿を見たとき、その変化に心が温かくなりました。

ポテトが新しい家に慣れていく様子も印象的でした。
最初は隅の方で静かに過ごすことが多かったポテトが、今では自分の居場所を見つけて安心してリラックスしている姿を見るのがうれしいと、斉藤さんは話します。

大好きなお姉ちゃんとゴロン
冬さんぽ、雪玉を投げてもらうのを待ちきれないポテト


ポテトが家族と共に過ごし、子どもたちと遊ぶ姿は、笑顔と幸せに満ちています。特に、ポテトの愛らしいアピールや、お気に入りのボールを持ってくる様子は、誰の心も和ませる瞬間です。

このように、ポテトとの新しい生活は、斉藤さん家族にとってかけがえのない宝物になったのだと感じました。


取材・文:渡辺タエコ 写真:斉藤真弓さん提供
企画制作:のりくら高原ミライズ構想協議会 移住推進プロジェクトチーム


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