DAY5:真夏のヘルシンキが最高すぎてフォーリンラブ
約13時間の列車の旅を終えて早朝、ヘルシンキ駅まで迎えに来てくださったお姉さまのご自宅へ向かいます。
ホテルももちろんいいけれど、こうやって現地の人の暮らしに紛れるっていう旅のスタイル好きなんです♪ヘルシンキ駅から徒歩圏内の住宅地で、着いて早々にそのエリアの雰囲気がとても気に入りました。
ご自宅に着くと、旦那様と5歳と1歳の男の子が迎えてくれました。
”フィンランドの一般家庭ってこんな感じなんだ~!国際結婚羨ましい~!子供たち超かわいい~!いいな~!”
なんて思いながらきょろきょろしていたら「この部屋使ってね。」って案内されました。そこは、子どもたちのおもちゃがいっぱいのそれでいて北欧感が感じられるかわいらしい子ども部屋。長男くんに、
「このお部屋使っていい?」
って聞いたら
「うん。いいよ」
だって。
たったこれだけだけど、かわいすぎてびっくりしました。自分の大事なおもちゃがたくさん置かれている部屋に見ず知らずの日本人を泊めてあげるなんて、なんておりこうさんなんだ!と感激し、荷物をほどいたりしている時には次男がちょくちょく顔を出しに来ていたのも、かわいすぎました。
この日一日ヘルシンキ街歩きをしようと思っていたところ、お姉さまも用事がてらご一緒してくださることになって、次男くんを含めて3人でお出かけすることになりました。
この辺りとても好き。
すごい量。
日差しがすごいですね。
昨日ロヴァニエミで見かけた青空市とはやはり規模が違います。人も物もいっぱいでした。足を止めて見てみたい気持ちはありましたが、お姉さまも一緒だし、一つ一つ見ているとあまりにも時間が足りないので、サーっと通り過ぎます。
ここ。この景色すごく好き。天気が良くて空気が澄んでて晴れて太陽も出ているのに全然暑くなくて(+25℃前後だったと思うけど、全然覚えていなくてとても悔しい)、とっても過ごしやすくて、本っっ当に最っっ高に気持ちが良かった!!!
右も左も分からないままただお姉さまの後ろを追いながらバスを乗り継ぎガイドブックに載っていた人気のカフェに向かいました。が、想定外の長蛇の列で、入店を断念。すごい人気なんですね。
ヘルシンキ中心部に戻り、お姉さまおすすめの隠れ家的カフェに行くことにしました。あまりに気に入りすぎて誰にも教えたくなかったけれど、やっぱりみんなに見てほしい!
ここ。木でいい感じに陰になっているスペースに夏だけオープンするんですが、たぶん車は入って来れない所で、湖の周囲をぐるーっと歩いて行きます。この時見まわしたところ日本人はいなくて、そのあたりも私の大ヒットポイント。
左の小屋みたいなところでコーヒーとケーキを注文・受け取り、空いている席に座ります。
真夏の日差しが非常に苦手な私ですが、ここの日差しは全然違ってて、むしろとても気持ちがいい!!日差しって浴びる場所によってこんなにも感じ方が変わるんだとすごく驚きました!ここからの景色や雰囲気など全てがもう本っ当に最っ高でした!!
ベビーカーに乗っていた次男くんもこの時には寝ててくれて、お姉さまとゆっくりカフェタイムを楽しみました。
長男くんのお迎えのためお姉さまは先に帰宅し、私は一人で街歩きをするのですが、どこに行っても本当に気持ちがいい!最高に気持ちがいい!夏の北欧が人気があるのは、こういう過ごしやすさも大きく関係しているのでしょうね。
現地の方々もここぞとばかりにさんさんと降り注ぐ日差しをエンジョイしています。すぐ冬が来ちゃいますからね。
建物もステキ。
ワイワイと皆さん夏を楽しんでらっしゃいます。海沿いのこのあたりはカモメがたくさん飛んでいて、持っている屋台飯が奪われないように上にネットを張っているのかもしれませんね!
あちこち歩きまわって心地よい疲れを感じながら家に帰ります。ホテルじゃなくて家っていうのがいいですね。家に帰ったらトナカイ肉を使った美味しい肉料理を用意してくださいました。
左上のハッピージョー。フィンランドで人気のリンゴジュースを発酵させて作られた炭酸アルコール飲料なんですが、スッキリさっぱり飲みやすくて、アルコール苦手の私でもとても美味しくてこの日以来お気に入りになりました。アルコールは確か4%くらい。
美味しく楽しく夕食を食べていたら、なんとお姉さまが友人を紹介してくださるとのことでバーに行くことになりました。しかも夜遅くなるから帰ってすぐ寝れるようにスッピンでいいよ、とのこと(笑)
初めて会う人の前にスッピンで現れるのはどうかと思いはしましたが、せっかくの機会なのでありがたくご一緒させていただくことにしました♪
真夏の北欧はとても日が長いのです。ヘルシンキは夜10時過ぎまで日中のように明るくて、日没後もこんな感じで真っ暗にはなりません。これは、バーに行った帰り道で確か夜1時か2時くらい。
早朝ヘルシンキ駅到着から深夜のはじめましての出逢いまでたくさんの感動と刺激に大忙しの一日でしたが、翌日はなんとフィンランドを出て、隣国エストニアに行くことになりました!昔学校で習ったバルト三国のあの国へまさか自分が行くことになるなんて。
心地よい疲労と緊張とどきどきわくわくしながら明日の早起きにむけて短い眠りに就きました。