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自分自身をお姫様のように
(トップ写真は、犬ぞり体験した時のもの♪ 本文とは関係ありません)
からかってるのかふざけてるだけか
当時21~22歳くらいだったと思うんだけど、生まれも育ちも近所っていう、ザ・地元民がいてね。若さ故なのかなんなのか、いつも元気でよく冗談を言う面白いやつだったんだ。
ある日、40~50名くらいたくさん参加者がいるオーロラ鑑賞ツアーがあって、私たちスタッフもたくさん同行していたんだけど、ゲストたちがオーロラ観ながらワーキャー言ってる間に私たちは飲食物の準備とかしてました。
彼はいつものように冗談を言っていて、私は何とも思わずまぁふつうに談笑って感じだったんだけど、近くで見ていた50歳くらいだったかな?になる女性同僚が、
「あなた、なめられたらだめよ。自分自身をちゃんとお姫様のように扱いなさい」
って言ってきました。
彼と私がどんな会話をしていたのか覚えていないけれど、もしかしたら彼はほんとに私をばかにしていたのかもしれないし私はそれに気づいていなかったのかもしれない(・・・そんなやつではないと思うんだけどね)。
もしくはほんとに何でもなく、彼女がちょっと敏感に反応してしまっただけかもしれない。
実際のところどうか分からないけれど、
「自分自身を丁寧に大事に扱いなさい」
って、いつもそうありたいと心がけているつもりではあるけれど、なんとなくできていない感覚があって、それを初めて人に言われたからちょっとびっくりと同時にそんな風に教えてくれる人がいてありがたいなって思った。
丁寧に大事にお姫様のように
そんな彼女はというと、ほんとに凛としててかっこよくて、なんというか、芯がある。そしてこの仕事は初めてって言ってたけど、知識量もすごいし話も上手かった。
きっと彼女は普段から当たり前のように自分自身をお姫様のように扱っていて自分の好き嫌いや心が感じることに素直に生きているんだと思う。
だからいろいろあって途中で辞めていっちゃったときもさすがだな、潔いな、かっこいいな、って思ったんだ。
今ごろ彼女はどうしてるかな。元気にしてるかな。
(ワンちゃんたち準備万端!スタンバってます!まもなく出発~!)