オリーブオイルの話 テイスティング編
正式なオリーブオイルのテイスティングには、写真のテイスティンググラスを用意します。色は青かキャラメル色。オリーブオイルは、黄色や緑色をしていますが、その色でテイスティングへの先入観をもたないようにするためです。かわいい丸い形は、アロマを素早く感じるようにデザインされています。
まずグラスに15mlくらいのオイルを入れて、手もしくはウォッチグラスという丸いガラスで蓋をします。
手の中でグラスをぐるぐる回して、26℃~30℃に温めます。
まずは最初に、オリーブオイルのアロマを楽しみます。
胸のあたりで香りがしたら、強い香りがするオリーブオイル、
顎のあたりは中くらいの香りの強さ、鼻のあたりで香りがするようであれば、弱い香りをもつオリーブオイルです。
オリーブオイルのテイスティングコースを受講した理由
ワインのテイスティング教室に通ったものの、アルコールに弱いせいか、少し飲んだだけで顔が赤くなり、ほろ酔い気分でテイスティングどころじゃない。オリーブオイルならアルコールは含まれていないし、好きなイタリアやスペインのオリーブの大地を感じることができるのではないかと思い、オリーブオイルのテイスティングコースを受講することにしました。
バージンオリーブオイルのアロマの種類はたくさんあります。
よいアロマは、グリーン系、フルーツ、ハーブ、ナッツ、野菜、
悪いアロマは、ミネラル系、ケミカル系
があります。これはまた追って詳しく書きたいと思います。
コースでは、まず悪いオリーブオイルのにおいをかぎ分けることから始まりました。次回はそれについて詳しく書きたいと思います。