2021/3/5 新聞記事ピックアップ
こんばんは。2021/3/5の面白かった新聞記事を3つピックアップしていきます。
1. アンモニア、低コストに魅力 生成時のCO2排出が課題
触媒を用いることでアンモニアが高効率で合成できるようになってから、燃料として応用されるようになりましたね。
アンモニアの課題は調達先の確保だ。世界全体の生産量は年2億トンほどだが、多くが自国内で肥料・工業用に消費されている。出力100万キロワットの石炭火力で、1基分の燃料の20%をアンモニアにするには年間50万トンほどが必要になる。
サウジアラビアから調達したりなど、調達先確保が課題なっていますね。
ふたつ目の課題はアンモニアをつくる際に生じるCO2をどう抑えるか。製造には化石燃料を使うため、どうしてもCO2を排出してしまう。
また、アンモニアを合成する際には電気を使いますので、結局その電気を二酸化炭素を排出しながら合成しているので効率がどうなのかという点も気になります。
2. 3分でウイルス9割不活化 日特、オゾン発生装置4月発売
日本特殊陶業はウイルスを不活性化する効果のあるオゾンガス発生装置を開発した。新型コロナウイルスにも効果が見込めるという。
人体に害のない濃度でオゾンを放ち、ウイルス不活化をする装置だそうです。
浮遊したウイルスも壁などに付着したウイルスも不活化できるのだとか。
人が居る環境で、常時ウイルスをやっつけられるのはとても魅力ですね、
競合としてはウシオ電機、東芝ライテックの紫外線ライトでしょうか。こちらも人体に害のない波長を使っていて、常時ウイルスをやっつけられるみたいです。
3. 医療機関の窓口業務、オンライン化支援 リコー系
リコーの完全子会社リコージャパンは病院や調剤薬局向けに、医療保険の窓口手続きのオンライン化を支援する事業をはじめた。マイナンバーカードを用いてオンラインで患者の保険資格情報を自動的に医療機関のシステムで取り込める
ということで、患者対応も病院や調剤薬局では大きな負担になっているので、それを効率よくすることが出来るようになりそうですね。
例えば調剤薬局では、薬の飲み合わせなどを気にしながら、適切な処方をしなくてはならず、調剤業務に時間がかかるケースも良くあるそうです。
このシステムが導入されて、医療従事者が本業に集中できるようになれば、医療ミスも減って、患者にも大きなメリットがあるでしょうね。
”2023年3月までに11万カ所でのシステム導入をめざす”ということなので、これからは病院での待ち時間も少し短くなるかもしれませんね。
今日はこのほかにも、
東京、神奈川、千葉、埼玉で緊急事態宣言の再延長が決まりましたね。21日までということで、自粛ムードは春までお預けになりそうです。
皆さんはどのような一日をお過ごしでしたか?
最後まで読んでくださった皆さんに良いニュースが訪れることを願っております。