コロナが教えてくれたこと
おはようございます。
GWも終わり、仕事再開という方も多いと思います。
このGW期間に私自身これまでの生活を見直し、コロナ騒動も絡めて短文ではありますが、以前から書き換えてきた短論文を整理しました。
ここに掲載しますので、お時間のある方は是非読んでみてください。
コロナが教えてくれたこと
21世紀に入り、国境がなくなる「ボーダレスワールド」と言われて以来、
弱肉強食の資本主義経済が世界的に急激に加速した。それにより格差社会も急激に進行したと言われる。
これが国家間にも発展し、いわゆる独裁者といわれるリーダーが乱立した。それまでは世界の警察国家とも評されていたアメリカまでもがミーファースト(独裁国家)に陥り、中国を始めとした先進諸国に貿易戦争を仕掛け、
保護主義的な政策を矢継ぎ早に繰り出した。
このような状況をG0の世界とイアンブレマー氏(ユーラシアグループ会長)は称した。
国内に目を移してみると、この数カ月は日々目まぐるしいコロナ騒動で
ある。突如現れた東京封鎖やロックダウン、現金給付、アベノミクスこと
アベノマスク等々、矢継ぎ早に繰り出される言葉があるが、特に最後には笑わされた(←内容はともかくとして、名づけが秀逸)
さて、本題ですが個々人や一企業、さらには国家までもが自国の利益第一主義に走るまで資本主義経済を加速させることが、本当にあるべき姿なのか?ということを全世界に再考させられた機会なのではないか?ということを感じている。
というのも、先日とあるニュースを(珍しくテレビで)聞いていたのだが、島根県のある小さな町が取り上げられていた。
そこは、年間100万人の観光客が訪れるところであり、地域の方も自営業が多く旅館や飲食業など観光業を主な収入源として生活を営まれているとのことであったが、このコロナ騒動で観光客が途絶えて閑古鳥が鳴いて、一日の来客数ゼロやお弁当の売り上げ千円という状況とのことであった。
この危機に対して町長さんの動きの速さに感動。町の全世帯にその町内の商店街で使用できるいわゆる地域振興券数万円を配布した(もうすでに配布完了しているとのこと)ということであった。
さらには、次の施策もアイデアを持っておられ、「まさにリーダーここにあり」と感じる。全員を満足させる支援などは100%ないわけだから、如何に批判を恐れずに速く動けるかなのだと思った。
当然、先の事例も「数万円程度だと足りない」や「1人暮らしの人も4人家族も同じはおかしい」など、色々出てくるがどんなことにも批判を繰り出してくる輩はいるだろう。だけど、それを恐れずにスピーディーに行動できることは本当に素晴らしいと思うし尊敬する。
話を元に戻すが、国内では他国と比べて給付金額が少ないとか云々の批判が多く出ているが、つまるところ「これ以上できない」のだろうと思うようになった。
確かに本来禁じ手であるOOファイナンスしていたら、いざ!というときの手段もなくなりますよね。でもね、我々国民が選挙で選んでいるわけです。この事を私達はしっかりと認識する必要があるのだと思います。
(自身への戒めも含めて)
【後半】は次号に続きます。