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和の所作で日常をより快適に
若い頃はあまり意識していなかったストレッチですが、年齢とともに、状況とともに、生活様式とともに考え方が変わってきています。
話はちょっと飛びますが、つい最近まで「俺の家の話」というドラマがやっていました。ご覧になっていた方いらっしゃいますか?私は大好きで毎週欠かさず観ていました。主役の長瀬智也さんのなんと素敵なこと!あー思い出すだけでも惚れ惚れしてしまいます。そのドラマは古典芸能の能の本家が舞台のお話でした。私は昔から日本の古典が好きで、能もいつか舞台を観てみたいなと思っているのですが、そこで本題です。
コロナ禍になって、からだを動かすことの大切さが身に染みています。からだと言いましたが、こころにも直結していくことだと感じます。メディアやSNSなど色々見ながら自分に合ったストレッチを取り入れているのですが、時を経るにつれ内容も変化しています。
今、特に力をいれているのが骨盤です。もともと私自身、若い頃に腰、というか骨盤周りを痛めてしまったことがあるので、これから年を重ねた時の
ことも考えてケアしてあげなくてはいけないな、と感じています。
そんな折、ふと自分の部屋にある本棚を見ていたら、見つけました!
自分の好きな本を本屋さんで見つけては精査して、また好きな本を探して、と私の本棚には現在「好き」精度の高い本が納まっているのですが、その中の1冊です。かなり前に買ったので、そういえば!というくらいの認識でしたが、ぱらぱらと捲ってみます。
この著者の安田登さんは、なんと能楽師でいらっしゃるのです。
先述のドラマの中でも、能は体感が大事だと言っていましたが、これだ!
と思いました。
コロナ禍という生活様式の変化は今の私たちの日常にとって大き過ぎる程の影響力を与えていますが、もうその昔という時代、畳からフローリングへと生活様式の変化を遂げた時期もあったということを思い出しました。
もともと日本人は、身体に見合った日常生活を送っていたのかな?
この本から垣間見ることで、私自身の日常にも取り入れてみたいと思います。