家の味

このところ伯母と叔母の作ってくれた料理をいただいて家で食べる機会が続きました。やっぱり料理の味が似ています。

昨晩は天ぷらでした。母は和食好みのさっぱり派ですが、天ぷらが好きなようで、たまにまたと思うくらいの頻度で食卓に天ぷらがあがります。揚げたてのサクッという音とともに湯気がふわっと立ち上ります。

私はずっと食べるの専門でしたから、これから先、天ぷらを上手にあげられるかな？と母に尋ねると、大丈夫よ、味は覚えているものだから。とかなり大雑把な答えがかえってきました。

そうなのかな。そうなれるといいな。そうなりたいな。

まあ、まずは回数をこなさなくてはいけないですね。

その時にはおそらく味とともに、その時の食卓の情景だったり母の愛情だったりを記憶の中から一緒に連れてくるのだろうな、と思います。