リソースを深掘りしてみる~ポジティブ心理学コーチング講座(その4 )~
こんにちは。
ライフコーチのあっこです。
本日も開いていただき、ありがとうございます。
今回は
ポジティブ心理学コーチング講座・4回目の学びについて
特に「リソース」に注目しながら書いていきます。
リソースとは
第4回は、
・リソースとは
・リソースの見つ方(観察・質問などによる見つけ方)
・強みルート(現在の場所を聴く方法)とは
について動画や反転学習で学びました。
そしてスキル練習会では、
コーチ役・クライアント役にわかれてリソースを探す問いを
実際試してみました。
「リソース」とは何でしょうか。
インターネットで調べると
「資源」、「資質」などの言葉が出てきました。
松村亜里さんのポジティブ心理学コーチングのテキストによると、
「リソースとは、今そこにあるもの」全て。
内的リソースも、外的リソースも。
特別なものだけではない。
と書いてあります。
そして、VIAという性格の強み検査で高いほうから順番が示される
「性格の強み」は、内的リソースの一部となります。
昨年、私は初めて「リソース」に触れたとき、
正直言いまして、なじむのに時間がかかりました。
そのため、
今回、リソースを深掘りする記事を書くことで
アウトプットしながら更に自分のものにしてみたくなりました。
リソースを言語化してみる
なぜ、私がリソースになじむのに時間がかかったのかを
考えてみました。
おそらく、日常の会話で、
「〇〇さんのリソース」というような使い方を
あまりしてこなかったからだと思いました。
そして、「強み」については、
上に紹介したように、内的リソースの一部であるのですが、
私は一番初めに松村亜里さんを知ったきっかけが「24の性格の強み」
だったので、
24個の言葉で表現される性格の強みに
注目しすぎていたのかもしれません。
だから、
それ以外の、なんでも、そこにあるものが「リソース」だと言われても、
表現方法に悩んだり、戸惑いを感じたりしたのかもしれません。
ただ、今回、再受講をし、
動画・反転学習・練習会と学びが進むにつれて新たな発見がありました。
それは、
「リソース」というのは、
私が大切にしている「持ち味」という言葉と
とても近い場所にある言葉だと感じられたことです。
あくまで私の中のイメージですが、
木でいうと、
樹形図のようなイメージで、
枝や葉などそれぞれ細分化した場所にあるモノやコトについて
名を付けて言葉で表したもの。
それがリソースなのだと感じられました。
このような表現ができたことで、
もっと気楽に「リソース」という表現を使ってよいことに
気づけました。
それは、私にとって、大きな気づきでした。
リソースを伝えられての気づき
スキル練習会で
「課題からリソースを探す」という練習がありました。
そこで私がクライアント役のとき、
「子どもが〇〇しないで困っている」と、
実際に困っている状況を挙げました。
私は数分、困っている状況を伝えました。
それに対して、コーチ役やオブザーバー役の方は
「子どもへの愛情がある」
「子どもの成長を願っている」
「心のゆとりがある」
・・・などのリソースを
フィードバックしてくれました。
(今回はリソースを伝え返す練習なので、クライアント役から感想を伝え、
セッションはここで終了しています)。
そのフィードバックを聴き、私は、
困った、困った・・・と思い続けることもできるけれど、
別の切り口から状況を見るきっかけが得られた。
困り感と自分との間に、柔軟な隙間ができたような気がする
と、感じられたのです。
あらゆる場面、状況にもたくさんのリソースがあるけれど、
そのとき、その場のクライアントの状況にピッタリと合った
伝え返しがあると、
クライアントの気持ちや考え方に効果的な影響があると
感じられました。
これは、
ポジティブ心理学コーチングの初回の学びから繰り返し記事に書いている、「拡張形成」なのだと感じました。
コーチは、
クライアントの中にあるもの(リソース)を言葉として伝え返し、
クライアントにそれに気づいてもらい、
それを活用しつつ
クライアントが描く未来へ伴走していきます。
私は今回の練習会で
自身がクライアント役をしてハッとした気づきを生かし、
コーチを担うとき、
クライアントへ効果的な伝え返しになることをイメージしながら
クライアントの方のリソースを大切に言語化していきたいと思いました。
本日はリソースに特に注目しながら学びや実践の振り返りをしました。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
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