夢を描くコツ(前編)
こんにちは。
ライフコーチのあっこです。
本日も開いていただき、ありがとうございます。
コーチングというと、
夢を叶える! 目標達成!
という印象を持っている方もいらっしゃると思いますが、
実は、夢を「叶える」の手前にある、
夢を「描く」ことが、叶えることへの一歩となります。
今回と次回で、夢を「描く」コツについて書いていきます。
本日は(前編)。
問題のあふれる日常生活からスタートし、
プロコーチ養成講座の学びから夢を描くコツを2点お伝えします。
「問題」があふれる日常生活
あなたの夢は何ですか?
普段の生活を忙しく送っていると、特に大人になってからは
自分の「夢」について考える機会が少なくなって来ている方も
多いのではないでしょうか。
反対に、「問題」ががいつも暮らしの隣にあると
思っている方も多いかもしれません。
今の私の生活にも、問題は確かにありますが、
特に問題に囚われていた時期として、
ワーキングマザーだった頃を例に出します。
数年前、私が保育園児二児を抱えるワーキングマザーだった頃は、
子どもから「お母さんの夢は?」と尋ねられても、
ドキっとするものの明確に答えられませんでした。
日々に忙殺され、
考える未来のことと言えば日々のto doリストのこと。
「子どもを〇時には寝かせないと」
「□□が足りないから、帰り道に買い物しないとな」
「あれが終わらなかったから明日朝、職場で△△の処理をしないと」
・・・
そんな生活の繰り返しに、
日々の困り感や不足感から自己啓発本を読むものの、
そこに割くエネルギーが持続しなかったり、
誰かから何か助言されると、それもそうかなと思い直したり、
日々を回すことが生活の中心となっていました。
不足感や不満感はありつつも、
結局自身では変化を生じさせられず、
生きがいややりがいへの感度を落とし、
to doリストや問題が頭を占めつつ生活をしていました。
問題を〇〇する
では、私はどのように、夢を描ける人に変わっていったのでしょうか?
私の実際の状況を書く前に、
(前編)では、
プロコーチ養成講座の学びから得たコツを2つ挙げます。
一つ目は、問題をひっくり返すこと。
7月末のnote記事「プロコーチ養成講座の学び(その4)~コーチングを見て学ぶ~」と同じ引用になりますが、
養成講座の学びで印象的だったのは、
「問題がたくさんある人=夢がたくさんある人」
という話でした。
コーチングセッション中は、
コーチの秋田さんは、
「問題」ではなく、
違うものをみながらコーチングをしていたと解説されました。
それは、「夢や理想」。
人生の、どの瞬間を切り取っても、全く問題のない瞬間はない。
問題や課題は、夢や理想の裏返し。
だから、コーチは「問題」ではなく、
「夢」があると思ってきいているから、
秋田さんは明るいトーンでクライアントに接している、という話でした。
「問題だ、問題だ」と思って、暗い目線で見つめている事柄。
人は、欠けている事柄に注目しがちなため、
意識をしないと、自然と問題に注目しがちですが、
それを意思の力でひっくり返し
「夢」や「理想」に転換して
明るい方向から事柄に光を当ててみる。
例えば、
体重計に乗ってハァ~とため息をつくとき。
「体重が問題」ということはつまり、
体重が問題でない自分が欲しいということで、
裏返すと、
「理想と思っている体重がある」ということ。
コーチングでは、夢や理想の側からアプローチします。
私の過去の暮らしの中では不足していた新しい視点で、
はじめてこのことを聞いたときはとても驚きました。
プラスの方向性を感じる、私がコーチングで好きな部分です。
夢や理想があると思って現実を見ると、
何か違いが生じますか?
〇〇〇を持って夢を描く
養成講座の学びから得たコツの二つ目は、
具体的な夢の描き方になります。
プロコーチ養成講座を受講していた時に書いていた開催レポート(コラム)より一部引用します。
夢を描いたときの心のはたらきに話が進みました。
夢を描いたとき、現実と思い込みにギャップがあると、
心理的に不快となり、認知的不協和が生じる。
成功への恐れから、心がザワザワして、
結局、言い訳を言って行動を変えないということが
起こりうるということでした。
まさしく、自分でも思い当たることがあり、
心のはたらきになるほどと思いました。
では、ザワザワゾーンをどのように抜けるのか。
行動につながるかどうかの分かれ道は、どのように突破するのか。
それは、強い臨場感を持って夢を思い描くこと。
脳は、事実と想像を区別できないため、
強く、具体的に詳細にイメージすることで、
心身にダイレクトな反応を及ぼすということでした。
現在の自分よりも高いところに設定された夢を実現させるには、
強い臨場感をもって夢を思い描くことが大切になります。
具体的に言うと、
五感を働かせ、リアルに思い描くということ。
先ほどの、
体重計でハァ~とため息をついた例で言うと、
理想体重になったときを、
〇キロ(具体的数字)になっていて、
どのような服を着ているか
どこで、誰と、何をしているか
そのとき私はどのような表情をして、何と言っているか
その場はどのような香りがしているか・・・
など、目の前に映像が浮かぶぐらい、
細かい点まで具体的に描いていきます。
この、ビジュアリゼーションという方法は、
脳科学的に証明されていて、
具体的に描くことで
自動的にその夢や理想に向かって進んでいくことができるようになる
ということでした。
制限や枠を取り外して、
自由に夢を描いてみると、
気持ちはどのように変化しますか?
記事が長くなりましたので、(前編)は一旦ここまでにして、
続きは(後編)で書きます。
(後編)では、
私が夢を描けるように変わっていった理由や、
コーチングでの夢へのアプローチ方法
などについて書いていく予定です。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
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