子ども時代に刻まれるもの
ブルーハーツが聴きたいなあと思った。テレビの向こうでまた戦争が始まったから。いや、現実に起きていることなんだけど、こんなコロナ禍で何故こんなことが起きているのか意味がわからない。
ブルーハーツのなんだっけ。
いったいこの僕の何が…
メロディだけは浮かぶ。タイトルはなんだっけ。ブルーハーツが活躍していたころは、私はまだ10歳前後。タイムリーな世代とは言えないんだけど、熱烈なファンが多いバンドだから、その曲や世界観に触れる機会は多かった。
検索すると、ブルーハーツと入力するだけで先頭に出てきた。「ブルーハーツ 青空」
私みたいに、この曲が聴きたくなった人が多いのだろうか。少し嬉しくなった。
心の中にウルトラマンが棲んでいるおじさんおばさんたちや、ブルーハーツが棲んでいるおじさんおばさんたちが、この国を平和にしているのかもしれない。
この世界の理不尽さを物語や歌に残してくれた大人たちがいて、私たちは子ども時代にそれを浴びて大人になった。
私より若い人たちの、心の拠りどころを聞いてみたい。きっとあるはずだと信じたい。
んで、氷河期世代の私のテーマ曲は「すてごま」。
ブラック会社で残業地獄だったころは「終わらない歌」をよく聴いていたなあ…(遠い目。
30年前もいまも、この世の理不尽さに変わりはない。
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