この現象の名前は
お休みだったけど、たまたま会社の近くで用事があったから、帰りに乗り換え駅の駅ビルで春物の服を買おうと思った。
A店で、薄黄緑のトップスに目をつけた。
B店でも緑のカーディガンに目をつけた。
薄黄緑のトップスは生地が薄くて丈が長い。マネキンは、タンクトップと合わせていた。タンクトップもかわいいなあと思って見ていた。
B店は濃いめの緑なので、白いTシャツと合わせているマネキン。買ったくせに着てないTシャツが何枚かあるので、この辺りと合わせられるなと思った。でも、濃いめの緑のTシャツもあって、こちらにも合わせられる色のカーディガンの方がいいかなと悩む。
悩む悩む悩む。
A店、B店をぐるぐる回る。たまにC店。今春はグリーン系のお洋服が多いなあと、また悩む。
よし、A店のトップスとタンクトップは買おう。それからB店で悩もう。と、決めてA店に向かったら、50代ぐらいの女性が最後の一枚を購入していた。
つ…通販にしようかな。
(若干疲れて、店員さんに在庫聞くのが面倒になった)
B店のお洋服に対しての物欲もシュンと萎んでしまった。無くなって気付く優先順位。A店のトップス>B店のカーディガンだったのか。自分で自分の気持ちがわからない。思えばそんな人生だった。でも、店員さんに聞くほどでもない物欲。
そして、一晩開けてA店の通販サイトを見てもどれかわからない。
鉄は熱いうちに打たないと、着れる春服がない。
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