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生きていたCOCOA

COCOAというアプリを覚えているだろうか。身近にコロナ陽性者が出たら教えてくれる国が作ったアプリ。会社から入れるべしとお達しがあって、ダウンロード後はずっと放置していた。

導入直後には、職場で通知を受ける人たちが何人か出て、出ては自宅待機になるも陰性で復帰。いつのまにか、アプリから通知があってもすぐに感染ということでもないとわかって、有耶無耶なうちに自宅待機はなくなり、アプリ自体の不具合放置とかあって、存在を忘れきっていた。

そんなある日。仕事の隙間時間にスマホを見た。通知が来ていた。生きとったんかい!ワーレー!!

ある日の午前9時から、次の日の午前9時までの間に、陽性者と接触しているらしい。約40分。

どこから突っ込めばいいのかわからない。午前9時ごろは大体寝ている。午後2時ぐらいに家を出る。多分通勤電車でのことなんだろうとは思う。思うが。

最寄駅から乗り換え駅までは30分無いので、乗り換えてからも近くにいたのかと笑えてきた。

インフルエンザ流行期に満員電車に乗っても感染しないような私が、スカスカの電車でたまたま乗り合わせたコロナ感染者からウイルスをもらう可能性ってどれだけあるのだろう。

マスク&無言だよ。

流行初期に、感染していた人とランチをしたんだけど、産業医に相談したら「酒飲まず、分け合って食べているわけじゃないから様子見でOK」と言われた。今回の通知はこれより感染リスクは低いだろう。

とはいえ。一応上司に相談したら、体調悪くなければ出勤でOKとなったので、仕方なく働いている。休みたかった。私は流行に乗れない。

同じくインフルエンザにかかったことのない次兄の言葉を思い出す。「流行が俺たちを避けているのだ」

さっき、アプリを見直したら接触時間が44分に増えていたのはなんでだろう???

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