起業する前に知っていたらよかったこと

今日は、私がフリーランスになった時に感じた
「起業する前に知っていたらよかったな・・・」と思うことを
元に書いてみることにします。

やってきたからわかったこと
失敗してきたからこそ、気づいたことを
私なりにお伝えできればと思います。

「自由にできる」は自分次第だからこそ、難しい

個の時代がきたと言われずいぶん経ちました。
大手企業でも副業がOKとなり、
個性を活かした働き方ができる時代になってきました。

フリーランス（個人事業主）で
ビジネスをやっている人も
2019年までは毎年増加傾向。（2020年はやや減少）

コロナ禍によって、リアルで会える場が減り
オンラインを活かしたスクールビジネスや
オンラインサロンなど
新しい仕組みもたくさん出てきましたよね。

ますます、自分らしさを発揮したスタイルで
ビジネスができるようになってきたので
起業し始める人（フリーランス）が増えているんだと思います。

私がフリーランスとしてのスタートは、
約8年前。

自分らしくビジネスをやれる！！
自分のやりたいことを
組織に縛られずに、自由にやれる。

そう思って、意気揚々とスタートしたものの
ビジネスの骨格も決まっていない
ビジネスモデルがない
顧客もいない
サービス（コンテンツ）らしきものはあるけれど
どうやって販売するのかの仕組みがない・・・

今なら、わかることも
起業家としては全くの素人で
あれ？一体何からしたらいいんだっけ？
というあり様。

組織にいる時は窮屈だと思っていたけど
仕組みの中で
やることが決まっていたり
自分をどう活かしたらいいかがわかっていて
今何をすればいいか、動きが取りやすい。

フリーでいるということは
自由にできる喜びもあるけれど
全部自分次第なので
どっちの方向にむいていいかが分からなかったり
何をやればいいかが決めれないと
とても難しい。

知らないことだらけだし
人に聞こうにも
判らないことが、わかってないので
何を聞いたらいいかがわからない。
途方にくれながら
「やるしかない！」という気合いだけが空回り。
そんなスタートでした。

先の不安からやってしまった２つのこと

スタート直後から襲われたお金の不安。

貯金はある程度あったものの
今年収入が入ってこなかったら
どうなるだろう？
そんなことが頭をよぎり始めると
とにかく何かしなくちゃ・・・と
闇雲に行動していました。

闇雲な行動の中
ある２つのことを必死にやっていました。

それは何か・・・

＊知ってほしい気持ちからの発信

＊お金になると思ってやりまくったセミナー


今から考えたら、
なぜあの時こんなことをしてしまったんだろうと
思います（苦笑）

さて、必死でやってどうだったか。
ブログやメルマガ、Facebookで必死で発信し
セミナーの告知をし
イベントページを立ち上げ
個別にお知らせメッセージもする。

毎日やることがいっぱいあって忙しいなぁ〜。
ここまでやったんだから、
集まるだろう。
そんなことを思っていた毎日。

ところが、
全く反応がない、あっても少人数・・・

あれ？なんかおかしいなと思っても
何をどう改善したらいいかが判らなくて
そのまま続ける日々。

「忙しい割りに、全く成果が出ない」

マクドナルド時代、
これだけはやりたくないという働き方の一つに
『忙しい割りに全く成果なし』だったのに
今、そうなっているじゃないか〜〜！！！！と
愕然として

これじゃダメだ。
フリーランスのビジネスってどういうことなんだろう？
何をどうすればいいんだろう？
と自分に問い始めました。

本当は何からすればいいんだろうか？

発信することやセミナーすること自体
決して悪いことじゃありません。

しかし、お客様のことを知らないまま
やっても効果は半減（どころか０）。


誰に向けて発信するのか？
誰のお役に立てるセミナーをするのか？
つまり、お客様が誰で
その人が何を求めているのかを知らないと
何をやっても届かないのです。

今なら簡単にできたことも
基本を知らないがために
やっても成果出ないし、楽しくないし、
忙しいしの繰り返し。

もっとちゃんとビジネスの基本を知っていたら
楽だったのにと今は思います。

スタート前に知っておいた方がいいこと

闇雲に走って（忙しくして）
息切れして（力尽きて）
やる気が下がる（落ち込む）

そんな私の経験から
フリーランスでスタートする前に
この３つのポイントを知っていると良かったなと
思うことを書きますね。

ポイント１　自分の好きと得意を知っておく

ポイント２　お客様のことを知っておく

ポイント３　自分らしさ（価値）を磨く方法を知っておく

どれも、始める前にわかっていると
自分のビジネスをどの方向に向かわせたいのかが
明確になります。

特にお客様がどんな人なのか？
何を求めていて、
お金を払ってでも解決したいことは何なのか？
今必要としていることは何なのか？を
知ってないと
どんな発信をしたって伝わらない。

そして、そのお客様がお金を払ってでも解決したいことを
私は解決できる方法を持っているか？
お役に立てるのか？
ムリせず、自然に提供できるものは何なのか？

背伸びして
こんなこともできますって（誇大評価）しても
いつかバレます。
そんなことしたら、信頼ガタ落ちですよね。

落ち込みまくっていた時に
この３つが大事だと
気づかせてくれたワークショプがありました。

そこに参加してから、
私のビジネスはいい方向に動きはじめました。

しつもんされるだけで、自分のことがわかる

しつもんワークショップ

自分のビジネスレベルにあったテーマのしつもんに
ただただ答えるだけなのですが、
自分の中にあった（正確には、しつもんによって引出された）ものに
気づいて、行動に移すことができるという優れもの。

その当時の私の感想です。
「ここまでお客様のことを考える必要があるのか？と
びっくりしました。
全くお客様のことをわからずにお誘いしていました。
これからは、やりたいことを押し付けるのではなく、
お客様がほしいと思っていることを出していきたいと思います。」

これは、私のこのワークに参加した後に書いてた感想です。
今でもお客様のことを考えることを一番大切にしています。

自分で調べたり、学んで、気づき行動できると
一番いいのですが
自分の枠（思考の枠や経験の枠）から出て
気づきを生み出すことは難しいです。

ちょっと先を行っている人から
アドバイスをもらうことや
その人と関わることで得られる気づきは
何ものにも変えられないものです。

起業する前に知っておけばいい
ビジネスの骨格を考えるワークショップを
開催しようと思っています。

ご興味のあるかたは
よかったらこちらをご覧くださいね。

０からスタート応援企画
〜ファンを増やす　自分らしいビジネス発見ワークショップ〜
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