「評価」制度と施設運営とは?社内研修を実施しました。
今回は「評価制度と対話」の研修についてです。
介護業界のみならず社会全体で人材不足が深刻化しています。
職員にやりがいや満足感をもって働いてもらいながら、目標を達成するにはどうしたらいいのか?
毎年4月・10月に行っている評価面談を見直すために、今回は各施設の施設長やサービス提供責任者が参加する会議で「評価について」の研修を行いました。
わたしたちライフケア・ビジョンでは大阪府を中心として老人ホーム「はっぴーらいふ」シリーズを運営しています。スタッフは800名を超え、施設ごとに30名~40名ほどが所属。年齢や性別、国籍も多種多様な人材が集まっています。
ですがいままで、評価制度にフォーカスした研修を行うことがありませんでした。そこでエリアごとに施設を束ねるグループ長たちが講師となり、評価とは、目標の立て方とは、リーダーシップとは、人材育成とは、という内容についてファシリテーションを行いました。
評価面談は点数をつけることではなく、対話。
参加者から、いままでの評価面談をどのように行っているか、うまくいった例、失敗した例などを引き出しました。
そして、評価面談では、「対話」を大事にしてほしいということを伝えられました。
講義を聞いて理解してもらうだけでなく、参加者からも意見を引き出すアウトプットのある研修を行いました。
目標のつくり方については、「バックキャスト」という考え方を用いながら面談する方法を紹介しました。
グループワークでは、たとえば「自己評価が高すぎる人」、「低すぎる人」、「やる気のない人」にどのように面談していくかというテーマを基に、施設長たち参加者がペアとなって面談のロールプレイングを行いました。
グループ長もグループワークに参加します。
施設長やサービス提供責任者が必要となるリーダーシップについて。
参加者からいろいろな考えを引き出すことで、自分にはない考えを新しく知ることができます。
本来は、やりがいや満足感をもってもらいながら、チームとして目標を達成するための評価制度。
ですがいまの評価制度は10年前に作成されたもので少し古くなっており、これをアップデートしていこうとしています。ですが、制度の変更には時間がかかります。
制度ができる前に、いますぐできることから始めよう。
それが今回の「評価」と「対話」の研修となりました。
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