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がんstageⅣでも治す② 入院総括 明日は退院
【あらすじ】
①41歳で直腸がんと診断、化学療法→放射線治療→手術により一旦、『がん』が消失、43歳で『がん局所再発』、人工肛門保有です。
②無理だといわれていた手術を阪大病院にて2024年7月3日に実施。しかし、腹膜転移により手術は中断。手術は小腸閉塞部切除&腸つなぎ合わせ+仙骨一部切除のみ。
現在術後19日目。入院22日目。
③手術の影響で自力排尿が現在困難。自己導尿になりました。
④今後、抗がん剤治療。腹膜播種・薬の幅が狭まる。残り時間はいかに?腫瘍内科医の医師から『まだまだわからないよ。したいことどんどんしたほうがいい』と言われ落ち着く、44歳のおじさん。
【本編】
昨夜は担当の看護師さんとゆっくりお話ができました。
『大丈夫』と今後の私を励ましてくださいました。本当に尊敬できる看護師さんでどれだけの苦痛を軽減してくださったか。
退院後は、また大津日赤にて抗がん剤治療が再開します。セカンドラインの薬をまた試せることになりました!
8月に阪大病院外来で遺伝子パネル検査を行います。もし、遺伝子上、適合であれば分子標的薬なる治験中の薬を試すことができるそうです。
今回の入院はなんだったのか。
ー良かったこと
・腸閉塞なりかけの場所を治療できた(小腸にがんが喰いこんでいた)
・阪大病院の看護師さんの働きぶりが勉強になった
・本の執筆がすすんだ
・阪大吹田キャンパスを知ることができた
・自己導尿を経験することができた(今後も続きますが)
・競馬が当たったこと
・競馬に勝ったお金で本を買ったこと
・他の患者さんと仲良くなれたこと
・会話することにより精神安定することが切にわかったこと
・病気の受容の過程を経験できたこと(まだ只中です)
ー良くなかったこと
・手術ができず根治が無理になったこと
・ファーストラインの抗がん剤が効いていなかったこと
・腹膜転移していたこと
・stageⅣになったこと
・入院中、妻に負担をかけたこと
こうやってみると、考えようですね。
よかったことがこんなにあったのか、と思います。
良くなかったことの質が悪いですが。
stageⅣですが私は治りますよ。