【高齢者の生活コントロール力】が健康の鍵
『作業剥奪』かったい言葉ですが人間、何か作業・活動をしないと弱って亡くなります。自然の摂理です。
要介護高齢者は、自分で予定を立てて、場面に応じて、または習慣通りに生活することにフォローが必要です。
私は要介護高齢者の上記のような生活コントロール力を3段階に分けて臨床にあたっています。
1.他者の介入なしに日課を自らこなすことができる
2.活動するための道具を集める、活動場所へ移動する、活動前の声かけ、いずれかにフォローがいる
3.活動する際はつきっきりでフォローが必要
この3つに分けて考えると要介護高齢者さんの生活再構築は進めやすい、と考えております。
つまり、どれくらいフォローが必要かを評価し、生活コントロール力を把握するとマンパワーのバランスがとれたりします。
介護保険サービスを利用しているにも関わらず廃用を起こしてしまうのは本末転倒。
とは、言うものの様々な環境の職場やサービスがあるため、なかなか一筋縄ではいかない。
やっぱり行き着くところは
【要介護でも健康に暮らすには?】に
なりますね。