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リハビリの沼
脳梗塞後遺症左麻痺の70代の男性。
ご家族はケアマネさんに「もっとリハビリ(機能訓練)するようにサービスを組んでください、きっとまだまだ回復するはずです。」と。
急性期、回復期に集中的に機能訓練を行い回復したんでしょう。
まだまだ回復するはず、と娘さん奥様は希望を持ち、介護保険サービスも機能訓練ができるデイケア・訪問リハビリを本人に受けさせる。
肝心の本人の在宅生活は特に何をするでもなくセルフケア以外は無為に1日を過ごす。
まさにリハビリ(機能訓練)人生に。
本人は今のままの体でまだまだできることがたくさんあるはず。
でも機能訓練以外は何もしない生活。
という方は結構いらっしゃいます。
どこで別のベクトルに導くか。
退院してからか、入院中か、介護保険サービスが始まってからか。
その身体で生活を作り上げていきましょう!という
旗をケアマネさんが振るべきなのか、リハ職が振るのか、
リハビリ(機能訓練)の沼にハマるとなかなか抜け出せなくなります。
機能はどこまで回復しても当人、家族が満足できないケースが多いため、どんどん沼は深くなります。
そんな方を少しでも少なくするのが目標です!