がんStageⅣでも治す⑬ 不安定なこころ
【あらすじ】
①41歳で直腸がんと診断、化学療法→放射線治療→手術により一旦『がん』が消失、43歳で『がん局所再発』、人工肛門保有です。
②再発後、無理だといわれていた根治手術を阪大病院にて2024年7月3日に実施。しかし、腹膜転移により手術は中断。手術は小腸閉塞部切除&腸つなぎ合わせ+仙骨一部切除のみ。
③手術の影響で自力排尿が現在困難。自己導尿になりました。
④今後、抗がん剤治療。腹膜播種・薬の選択肢が少なくなりました。残り時間はいかに?腫瘍内科医から『まだまだしたいことできますよ。どんどんしたほうがいい』と言われ落ち着く、44歳のおじさん。
StageⅣですが治します。
【本編】
新しい抗がん剤投与後、7日目。外出すると座って休憩したくなる程度の体力です。ちょっとずつ身体は楽になっている感覚があるので、飲み薬の抗がん剤の影響は少ないかな。
身体の調子が悪いと、心の調子も悪くなります。私に残された元気な日って数えるくらいしかないんじゃないかな、とふと思ったりもします。一か月のうち副作用がない20日間×12か月として240日、いやいやそんなに短くはないだろう。そんなわけない。
よぎりますが、自分は大丈夫と思い込みます。
全否定の父
先日、父に『死後の世界』や『幽霊』について全否定され結構、腹が立ちましてね。
若くて『死』が目の前にあるって怖いんですよ。だからせめて死んだらどんなことが起こるのか、調べるんですよ。その調べた内容を父に話すと『そんなわけないわ』と一笑に付されました。
なんて人の気持ちがわからん奴だ、としみじみ思い説明しました。
『あのな、おやじ、わたしゃ死ぬのが怖いんや。それを緩和するために死後の世界があるかもなあ、って思うだけでちょっと怖くなるんや。それを否定すると悲しいんやで』と。
父は『ああ、そうかあ』と返答。
こんな父ですが良い父親ではあるんですよ。
イベルメクチン
イベルメクチン…、なかなか使う勇気がわきません。
抗寄生虫薬としての使用用量の何倍も飲まないといけないんです。
薬事法により、抗がん剤としての正確な用量は誰もアドバイスはできないので、完全自己判断・自己責任になるので、なかなか踏み出せないです。
note上でも背中を押してくれる方はいらっしゃるんですが…。
ヨーグルト
とりあえずヨーグルトは買いにいきます。宣伝ではなく、こんなん食べてます。効きそうな味がするんですよ。