【公式】高校野球と共に生きる

◆九州・福岡を中心に活動する高校野球専門の個人メディアです◆観戦エリアは主に福岡南部、ときどき甲子園◆週末ライターとして、試合レポートや監督・選手へのインタビューも行います◆2008年、福岡ソフトバンクホークスの球団オフィシャルメディアに従事

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最近の記事

【大会展望②】第104回全国高等学校野球選手権 福岡大会(E~H)

こんにちは、「高校野球と共に生きる」です。 7月3日に開幕する第104回全国高等学校野球選手権福岡大会。前回のA~Dブロックに続き、残るE~Hブロックの展望をご紹介したいと思います。今回も昨日と同様に、(※)の入ったチーム及び選手は、過去にTwitterで投稿した動画とセットでご紹介いたします。 【Eブロック】連覇を狙う西短の優位揺るがず、北筑が追随 春季福岡大会を制し、九州大会でも準優勝を飾った西日本短大付(※)が夏連覇を狙います。重みのある速球が武器のエース江川くん

    • 【大会展望①】第104回全国高等学校野球選手権福岡大会(A~Dブロック)

       こんにちは、「高校野球と共に生きる」です。  6月24日に第104回全国高等学校野球選手権福岡大会の組み合わせ抽選会が行われました。県下136校が参加し、7月3日に開幕します。3年生にとっては最後の夏、高校野球ファンにとっても待望のシーズンが近づいてまいりました。  今回は組み合わせを元に、2回に分けて今大会の展望を記事にしていきたいと思います。といっても、あくまで情報ソースは、これまで私が球場やテレビで観たことのみ。観戦エリアも南部中心のため、北部チームの情報はあまり

      • 【高校野球本紹介②】「オレたちは『ガイジン部隊』なんかじゃない〜野球留学生ものがたり」

        こんにちは。「高校野球と共に生きる」です。 菊地高弘さん「オレたちは『ガイジン部隊』なんかじゃない〜野球留学生ものがたり」を読みました。 取り上げられている8校はこちら。 県外選手を中心に集めて甲子園を目指す球児と、受け入れる学校や地域にフォーカスした一冊です。取り上げられるのは、八戸学院光星(青森)、盛岡大付(岩手)、健大高崎(群馬)、帝京(東京)、滋賀学園(滋賀)、石見智翠館(島根)、明徳義塾(高知)、創成館(長崎)の8校。さらに熊本・秀岳館を率い、現在は県岐阜商の

        • 【高校野球本紹介①】『あの夏の正解』/早見和真

          こんにちは。「高校野球と共に生きる」です。 早見和真さんの『あの夏の正解』という本を読みました。 2020年夏、コロナ禍で夏の大会が中止になったあの年、愛媛の済美高校と石川の星稜高校の野球部を追いかけたドキュメンタリーです。あの夏の球児の気持ちを記録したいという気持ちは、私も少なからず理解できます。 あの夏の当事者となった選手や監督たちの苦しみや迷い、そして喜び。その最中にある生身の率直な言葉が記録されていて、そのどれもが切実で説得力があります。改めて、今当たり前のよう

          【観戦記】福岡地区高校野球大会2022

           こんにちは、「高校野球と共に生きる」です。  本日、第9回福岡地区高校野球大会が全日程を終了しました。優勝は筑陽学園、準優勝は福岡大大濠という結果でした。今年は比較的多く観戦することができたので、 簡単な総括を兼ねて久しぶりにnoteを更新することにしました。どうぞお付き合いください。 そもそも「福岡地区大会」とは?  まず大会を振り返る前に、この福岡地区大会とは何ぞや?というところを簡単に紹介しておこうと思います。福岡では、春季県大会終了後すぐに、福岡県内を北九州地

          【観戦記】福岡地区高校野球大会2022

          拝啓、三浦銀二くん(※)

          ※この文章は、4年前の9月に個人ブログに書いた内容をそのまま転載したものです。「高校野球と共に生きる」の活動を始めるきっかけとなったのが、当時福大大濠3年生だった三浦銀二くんでした。明日のドラフト会議を前に改めて、エールの意味を込めて当noteにてお届けします。  福大大濠の野球部に三浦銀二君というエースがいる。初めて試合を見たのは昨年秋の県大会準決勝、筑陽学園との試合だった。その試合では勝ったものの5点くらい取られており、さほど印象には残らなかった。しかしその後九州大会を

          拝啓、三浦銀二くん(※)

          【総括】第103回全国高校野球福岡大会

           こんにちは。「高校野球と共に生きる」です。  第103回全国高校野球福岡大会は、本日7月27日に無事全日程を終了しました。昨年のコロナによる中止を乗り越え、2年ぶりに返ってきた甲子園を目指す真剣勝負。例年以上の激戦となった福岡を勝ち上がった西日本短大付と真颯館による決勝戦は、5-0で西短が見事に勝利し、11年ぶり6度目の甲子園切符を掴みました。本当におめでとうございます。甲子園では、県代表として福岡のライバルたちの想いも背負って、ぜひ大暴れしてきてほしいと思います。  

          【総括】第103回全国高校野球福岡大会

          【観戦記】2021春季福岡大会

           こんにちは、「高校野球と共に生きる」です。  少し間が空いてしまいましたが、この春に観戦した試合を大会ごとに振り返ってみることにします。実は福大大濠や大崎を目当てにセンバツ甲子園にも行ってきたのですが、そちらはもう全国メディアに任せるということで、福岡の情報を少しでも紹介できればと思います。  ということで、まずは春季福岡大会から。今大会は準々決勝から有観客が解禁となり、久しぶりに球場に高校野球ファンが帰ってきました。私は準決勝から参戦しました。  1試合目の東福岡V

          【観戦記】2021春季福岡大会

          【観戦記】中村学園三陽高校卒業記念試合

           こんにちは。「高校野球と共に生きる」です。  2月28日(日)、2021年の高校野球初観戦に行ってまいりました。場所は福岡市西区の中村学園三陽高校。卒業する3年生の勇退軍と、現役である1・2年生連合軍との“卒業記念試合”が行われるということで、足を運んだのです。  昨年「高校野球と共に生きる」では、縁あってこの中村学園三陽高校の引退試合を取材させていただきました。新型コロナウィルスの影響で、夏の甲子園を目指す青春を奪われた3年生にフォーカスした記事です。だから、個人的に

          【観戦記】中村学園三陽高校卒業記念試合

          【福岡大大濠・山下舜平大】背番号1を奪われた男が、 ドラフト1位に選ばれるまで。

           iPhoneのフォルダに、1枚だけ彼の投げている写真が残っていました。プロ野球ドラフト会議2020で、オリックスにドラフト1位指名された福岡大大濠高校の山下舜平大(しゅんぺいた)君。昨年の福岡秋季大会1回戦、筑陽学園との試合です。この時まさか翌年のドラフトで1位指名されるなんて、きっと本人も思っていなかったと思います。  福岡の高校野球を主戦場としている当メディアとしては、地元から1位指名が出たことはもちろんですが、2年生の頃から実際に生で観戦していた選手がプロへ行くとい

          【福岡大大濠・山下舜平大】背番号1を奪われた男が、 ドラフト1位に選ばれるまで。

          【自己紹介】高校野球と共に生きる

          この度、「高校野球と共に生きる」の公式noteを立ち上げました。 いきなり「高校野球と共に生きる」って何やねん?と思う人がほとんどだと思いますが、個人で運営する高校野球専門メディアの名義です。その発信拠点をこのnoteに置き、九州・福岡を中心とした高校野球に関する情報を発信していきたいと思っています。 どんな人間が運営しているのか?簡単に自己紹介と、このメディアを作った経緯を記しておきます。普段は普通の会社員をしていますが、前職では編集者・ライターをしており、取材やライテ

          【自己紹介】高校野球と共に生きる

          君はもう、『甲子園 フィールド・オブ・ドリームス』を観たか? | 山崎エマ監督インタビュー

          先日、福岡の中洲大洋という映画館で、『甲子園 フィールド・オブ・ドリームス』を観た。 簡単にこの映画のことを説明すると、横浜隼人高校(神奈川)の水谷監督と花巻東高校(岩手)の佐々木監督、そして両校の選手を中心に描かれるドキュメンタリーである。 高校野球ファンを自認する方であれば、もうこの時点で興味を持ってくれたと思う。そして、興味を持ったならばどうか、今すぐ近くの劇場を調べてほしい。そして、映画館まで観に行ってほしい。でないときっと後悔すると思う。それくらい素晴らしい作品

          君はもう、『甲子園 フィールド・オブ・ドリームス』を観たか? | 山崎エマ監督インタビュー