天草の旅 

天草の旅

島原の乱の資料館へ行きました。


日本最大の農民一揆、島原の乱で

籠城したキリシタンと農民たちは

もう絶望的な状況下

政府軍に文をつけた矢を放っています。

書かれてあった言葉は

「これは反逆ではなくするのではなく

宗門のためのやむをえない防戦」

「天草でも島原でも軍勢をもって仕掛けられたので防いだまで」

「人間は生まれながらにして皆平等」

”反乱”という言葉は外側の人たちがつけたのであって

彼らにとっては宗教を禁じられたから、攻められたための防戦だったんだなあ。

歴史を知ることは大事だけど島原の乱ってあまりに凄惨で

気持ちがどんよりします。

だけど政府軍もキリシタン・農民軍も一緒に葬られた千人塚の前で

その写真を撮っていると

お天気雨が降ってきたんです。

天から

彼らはもう大丈夫だから

天草へようこそ

と言われているような気がしました。

その後に寄った器屋さんで

品のいいマダムからお茶とお菓子をご馳走になりました。

思いがけないハピネスですっごく嬉しかったな。

旅の喜びってこういうところ。


帰りのバスで

車窓の眺めを見ながら

行きたかったけど時間が足りずに行けなかったところが強く思い出されます。

また来れたらいいなあ。

すぐ来れるよ

お船で45分だよ

また行きたい

天草・夏の旅行でした。