【第6話】コンサルタントにとって大切なこと
勘違いしないでください。
あなたにとって大切で必要なものではありません。
コンサルタントとして、
世に認められるために、
大切なことです。
…
(私も含めて)コンサルタントになろうとか、
自分はコンサルタントだと自負している人間は、
少なく見積もって半分以上はナルシスト的要素を持っている。
自己顕示欲が強いというか、
視点・目線が自分中心であるというか…
わかりやすく言うと、
「第三者から有能だと“認められて”報酬を得たい」
と思っている訳です。
そういう要素を持っていることは仕方ありませんが、
次にお伝えする
「コンサルタントにとって大切なこと」
を持ち合わせていない場合はアウトです。
「コンサルタントにとって大切なこと」
とは、
「顧客の成功を心底願えること」
です。
そんなこと、当たり前!!
ですよね。
理屈では、「当たり前!!」だと思うのは承知しています。
ですが、
自己の生存がかかった場面で、
「コンサルタント自身の成功」と「顧客の成功」の二択を迫られたら、
それでもあなたは、
自己を犠牲にして「顧客の成功」を優先できますか?
具体的にはこうです。
コンサルタントは月額顧問料で売上を維持します。
その観点からは、
顧客には、あなたの顧客であり続けてもらうことが最優先です。
つまり、
顧客をあなたに依存させ続けることが必要な訳です。
…!?
あなたは、
顧客が自立することができるように支援できますか?
顧客の成長次第では、
あなたのコンサルティングが不要になって、
顧問先を1件失うことになっても…
売上を捨てる、もしくは失う勇気が持てますか?
…
そうです。
顧客のWINとあなたのWINは必ずしも一致しないのです。
WIN=WINは幻想に過ぎない可能性が高いのです。
それでも、
顧客優先の立場を取り続けられますか?
守錢堂では、
この「顧客の成功」を優先する立場を貫いています。
なぜなら、
新たな顧問先を見つけられるからです。
なぜなら、
それでも顧客から求められるよう、自己研鑽を怠らないからです。
あなたは、
この「コンサルタントにとって大切なこと」を
持ち合わせいますか?
持ちたいと思いますか?
2021.3.2
守錢堂