X(旧Twitter) 勝手にログアウトされる
X(旧Twitter)で勝手にログアウトされる問題について、
解説します。
この問題にはいくつもの原因が考えられ、
それぞれに適した対処をすることで、
同現象を予防もしくは回避できる可能性が高まります。
セキュリティ上の理由
X(旧Twitter)側のセキュリティ対策として、
不審な活動が検出された場合に強制的にログアウトさせることがあります。
原因:
アカウントへの不正アクセスの試み
通常と異なる場所やデバイスからのログイン
短時間での多数のツイートや操作(ツールなどの自動化操作と疑われる)
乗っ取り(と誤認され)防止措置としてログアウトされる
対処法:
パスワードを強力なものに変更する
二段階認証を有効にする
アプリの許可設定を確認し、他アプリ連携を解除する
キャッシュとクッキーの問題
ブラウザのキャッシュやクッキーに問題がある場合、
ログイン情報が正しく保存されず、
ログアウトされることがあります。
原因:
キャッシュやクッキーの破損・削除
プライバシー設定によるクッキーの自動削除
対処法:
ブラウザのキャッシュとクッキーをクリアする
プライバシー設定を確認し、X(旧Twitter)のクッキーを許可する
別のブラウザでログインしてみる
アプリの不具合
X(旧Twitter)アプリ自体に不具合がある場合、
予期せぬログアウトが発生することがあります。
原因:
アプリのバージョンが古い
アプリのデータが破損している
対処法:
アプリを最新版にアップデートする
アプリのデータをクリアし、再度ログインする
アプリを一度アンインストールし、再インストールする
ネットワーク接続の問題
不安定なインターネット接続により、
X(旧Twitter)のサーバーとの通信が途切れ、
ログアウトされることがあります。
古いスマホや長く使ってきているWi-Fiルーター、
性能の低いPC(※)などを使用している場合に
この現象は特に多く見受けられます。
※性能は問題ないはずのPCでも、
CPU劣化が原因で本来の性能を全く発揮できていないPCも多いのでご注意を。
特にグラボがないのにゲームや動画再生・動画編集など
CPUに高負荷をかける使用をしてきたPCは要注意です。
原因:
Wi-Fi接続の不安定さ
モバイルデータ通信の切断
ネットワークプロバイダーの問題
対処法:
別のWi-Fiネットワーク、ルーターに接続もしくは交換してみる
モバイルデータ通信とWi-Fiを切り替えてみる
ネットワーク設定をリセットする
OSやデバイスの問題
使用しているデバイスの設定や状態により、
アプリやブラウザが正常に動作せず、
ログアウトが発生することがあります。
原因:
デバイスのメモリ不足
OSの不具合、更新によるログアウト
(2024年5月のiOSセキュリティーアップデート時に多くのアプリ(Xに限らず)でログアウトさせられる現象がみられました)バッテリー最適化設定による背景アプリの制限
古いデバイスでCPUが劣化しているデバイス使用
対処法:
デバイスを再起動する
不要なアプリを削除してメモリを確保する
バッテリー最適化設定からX(旧Twitter)を除外する
OSを最新版にアップデートする
デバイスを比較的新しい世代のモノに変更する
X(旧Twitter)サーバー等の問題:
まれに、
X(旧Twitter)側のサーバーに問題が発生し、
ユーザーが強制的にログアウトされることがあります。
原因:
サーバーのメンテナンス
技術的な障害
大規模なセキュリティアップデート
対処法:
X(旧Twitter)公式のステータスページを確認する
しばらく時間をおいてから再度ログインを試みる
X(旧Twitter)公式サポートアカウントで最新情報を確認する
アカウントの問題
アカウントに何らかの制限やフラグが付いている場合、
セキュリティ対策としてログアウトされることがあります。
原因:
X(旧Twitter)の利用規約違反の疑い
スパム行為と誤認識された活動
アカウントの一時的な制限
過去に凍結や規制を受けたアカウントがランダムにログアウトされる
対処法:
身に覚えがない場合はX(旧Twitter)サポートに問い合わせる
アカウントの活動履歴を確認し、問題となる可能性のある行動を見直す
一時的にX(旧Twitter)の使用を控え、状況が改善するか様子を見る
< 補足説明 >
2024年5月に発生したiOSバージョンアップに伴うアプリログアウトは、
X(旧X(旧Twitter))のみならず、(電話番号認証のない)LINEや他アプリでも、
勝手にログアウトされる現象が発生していました。
また、
一度アカウントが規制等を受けると、
勝手にログアウトされる傾向が見受けられます。
乗っ取り対策という建前で、
自動化ツールの使用やボット対策でログアウトされているであろう現象も見受けられます。
これらツールやボットには、
(再)ログイン機能は備わっていないことがほとんどであり、
X(旧X(旧Twitter))側はこれらの使用が疑われるアカウントには、
規制の一環として勝手にログアウトを仕掛けてくる傾向があります。
< まとめ >
「X(旧Twitter)アカウントが勝手にログアウトされる」ことは、
決してめずらしくないという認識を持ちましょう。
勝手にログアウト現象が発生した場合は、
焦らず落ち着いて再ログインすればOKですのでご安心ください。
その際、パスワード変更等を同時に行うことも、
次の「勝手にログアウト」を防ぐ効果が見込まれます。
X(旧Twitter)側の意図、運用方針に沿った対応をするアカウントであることを
示す(装う)こと、
自動化ツールやボットを使用するアカウントは、
まるで「人が操作しているかのような動作」に極力近づけることなどが
こういう望まない現象を少しでも回避する方法だと言えます。
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