![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160632006/rectangle_large_type_2_089c276cb074982edee44c7187ea4580.png?width=1200)
29歳 心の葛藤〜クォーターライフクライシス!?〜
29歳会社員が感じる ”人生の迷子” 感
前回の自己紹介でも、お伝えしたとおり私は「自分にとっての人生ってなんだろう」と日々心の葛藤を繰り返しており、言ってみればこんな歳にもなって、”人生の迷子”になっている自覚があります。
まさか、30歳を目前として人生の夢がないなんて・・・
(小さい頃に思い描いていた30歳はもっともっと大人な自分でしたが、いざ30歳を目前にしてみると案外そんなことないんだなと笑)
では何に悩んでいるのかというと、沢山あります。
自分がこれからどんな人生を歩みたいのかわからない。
自分が何が得意で、何が苦手なのか分からず、漠然と日々を過ごしている。
好きなことが何なのか、夢中になれるものが見つからない。
第一志望の会社に入ったものの、会社に入った後のビジョンが見出せない。
人生の何が正解なのか、分からない。
自分の行動や発言に対して人からどう思われるのか不安で仕方がない。
などなどありますが、今パッと思いつくものだけでもこんなことが頭のなかをぐるぐると駆け巡っています。
これまでの自分が選択してきた道は、”間違い”だったのでは!?などと自己否定をしてしまうこともありました。
なぜこういった悩みが、社会人になってすぐの1〜3年目ではなく社会人として5〜8年たったアラサーのこの時期に出てくるのか。。
個人的にとことん悩んだ末にみつけた答えがこれでした。
30歳前後は、これまでの1本のレールが複数に分裂するまさにそのタイミング!?
![](https://assets.st-note.com/img/1730745181-LKokCRdsnAuphU1fwxryZSDJ.jpg?width=1200)
これまでの人生を振り返るとその答えが見えてきました。
【小学校・中学校進学】
近所の公立学校に進学しました。もちろん私自身が選択をしたという意識は全くありませんでした笑。
【高校進学】
自らの学力に合わせ、初めて選択肢の中からどの学校を目指したいのか親、学校の先生からの提案の選択肢の中から目指す学校を決め、勉強を頑張る。ここで初めて、与えられた選択肢の中から、自身の興味関心には関わらず、どこを目指すかという経験をしました。
【大学進学】
いわゆる”一般的な進学校”にいたことから、それなりの大学を目指すことが良いことという環境であったため、自分が好きな分野(最低でも文系・理系の選択)を考えるとともに、世間からも評判の良い大学を親・教師からの提案の中から目指すことになりました。
【就職活動】
いわゆる世間一般の”新卒採用”の波に乗って、自身がどんな働き方をしたいかという問いに向き合い、周りの見よう見まねで、業界研究・自己分析に挑戦。自分の興味のある分野や働き方は自身で見つけますが、あくまで全員同じスタートラインの競争で同じ土俵で周りと競争し、自身の希望に合う企業を見つける経験をする。
幼少期〜20代前半のこの時期に私は、
周りと同じタイミングで、同じ種目の競争レールに乗って、周りと同じジャンルの努力(ここの努力の差で結果が決まる)しかしていなかったのです。
でもよく考えてみれば、人生誰一人同じレールを走っていないですよね。
これまでの人生、周りと同じ向きで、同じ競争しかしていないことに恥ずかしながらようやく気づけたんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1730748065-N7xlMiqSPfYBDkA20b9dEtIr.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1730748049-SEjWdQvrPNHIiO1tZuRgFxyb.jpg?width=1200)
でもこの気づきは”人生の迷子”の私を変える大きな救いになりました。
しかも、こういった”人生の迷子”状態には名前があると知り、自分の敵の名前がようやく可視化されたのです。
クォーターライフクライシス(Quoter Life Crisis)とは
その見えない敵の名前が”クォーターライフクライシス”ということを私も最近初めて知りました。
以下が、定義となっているようです。
“人生の4分の1(=クォーター)が過ぎた20代後半~30代で、自分の生き方やライフステージに漠然とした不安や焦りを感じてしまうこと”
お医者さんから診断を受けた感覚ですね笑。
モヤモヤしていた現象に名前をつけられると安心できた自分がいました笑
30歳前後のこの時期は、ビジネスで昇格・昇進に精を出す仲間もいれば、結婚・出産と家族を第一に考え始める人もいます。さらには会社を退職し、個人事業主として自分のやりたいことを第一優先に人生を生きるという人もいるでしょう。改めて学び直しをしたいと学生になる方も少なくありません。
まさにそれぞれが本当の意味でそれぞれの道を見つけ進み始める時期なのです。これまで同じレールを走っていたと思っていた仲間が、急に全く違う道(自分が選択した道)を歩み始めているのを目の当たりにしてしまうと、「私も自分の人生の道を決めていなくて大丈夫かな」と不安になるのも当然ですよね。
このクォーターライフクライシスが20代前半ではなく、後半に現れるのは、まさに社会人として慣れ始めて周りが見え始めたからだと思っています。では、そんな不安に陥る可能性があると知った上で、どう対処していけば良いのでしょうか。
”人生の迷子”から抜け出す唯一の方法
それは、「他者との比較に意味がないことを知ること」だと思っています。
意味がないと言える理由は、人生を他者と同じ一本のレールの競争としてみることが不可能だからです。
家族、交友関係、学歴、これまでの経験、誰一人同じバックグラウンドの人がおらず、興味関心も皆異なります。つまり、同じレールで、同時によーいドン!と競争することは今後、ほぼないんです。
比較するというのは、あくまで基準・条件を同じにして始めて可能になります。PC等の価格を比較するにしても、同じスペックのものを比較しないと高い安いは判断できないですよね?
だからこそ、これまでの「位置についてよーいドン!」の競争から抜け出して、社会を見ていくことが大事になってくると私は思っています。
そして、その競争から抜け出すために重要なポイントは「自分軸を持つ・自分を理解する」ことです。基準がないと自分がこれから行う競技・種目も決まりませんよね。
私は今、その競技・種目を決めるための基準探しをしている最中です。まだまだ先は遠いかもしれませんが、まずは現状を把握して、自分の人生一度立ち止まれたことが何よりも今の自分に必要なことだったと気づくことができました。
まさに同年代で同じ悩みを抱えている方、まずは「他者との比較に意味がないことを知ること」だけでも自身の中で未来をよくするキーワードとして持ち帰って欲しいなあと思っています。
長文にも関わらず、最後までお読みいただきありがとうございました!
少しでも共感いただけましたら、是非「スキ」をいただけると私も定期更新の励みになります!
それでは、次回は少しテーマが変わってゆるめの投稿になりますが、「スウェーデンは犬にとって幸せな国!?ハッピーワンコの魅力!」をお送りします。それでは、次回もお楽しみに!👋