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正統派じゃないけど間違いではない、大学の選び方

さて、僕が大学生だったのなんて20年も前野ことですが、友人の娘で今高2の子と進路について話す機会がありました。
大学進学を目指しているけど、今はまだ特別どこに行きたいとかはない、とのこと。勉強したいこととかどの先生に習いたいとか、そうやって決めるものなのかな?と。

うん、それとっても正統派。真面目な選び方だね。とても良いと思う。でも、大学へ進学するのは勉強がしたいからなのかな?と問いたい。少なくとも僕は違っていました。

ど田舎の地元からきらびやかな都会へ早く行きたかったし、
そこで刺激的な東京ライフを送りたかった。
親元を離れて一人暮らしをしてみたかったし、
色んなチャレンジをしてみたかった。

この目的を達成するには別に大学進学じゃなくても良かったんでしょうけど、進学校へ通い、親にも大学進学しろと言われていた当時の僕には大学進学が都合良かったのです。
自分の興味がある分野(学部学科)を選び、都心にキャンパスのある大学ばかり受験しました。

合格してからも理想のキャンパスライフとは程遠かったけど、毎日バイトして渋谷や新宿で友達と遊び歩いて、色んな経験をして。
この人の元で学びたい!と強く思える尊敬できる先生とも出会えました。
不純な動機で選んだ大学でしたが、非常に充実した4年間を送ることができました。

重要なのは、自分の基準で人生を選ぶことだと思います。
学びたい学部や先生で選ぶのも良いでしょう。
住みたい環境ややってみたいことで選ぶのもいいと思います。
今、自分がやってみたいと思うことを掘り下げていってみたらいい。
誰かの基準で人生の岐路を進むことほどつまらないことはないですよ。
大いに悩んで、考えて考えて決めること。

彼女にはそうして自分で選んだ道で充実した大学生活を送ってもらいたいな。

ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!