新入社員の仕事は提案よりも雑用の方が大事な理由
日本の社会はかつて
年功序列で長く務めた方が偉い
という価値観でした。
それが平成を経て
実力主義・能力主義が進んだと言われています。
しかし!!!
実力や能力があるから出世する、
給料が高くなるという単純なものではございません。
能力がいくら高くても
コミュ障では組織内で評価が低くなりがちです。
そんなコミュ障のあなたでもできて
社内の評価を高められる方法
それが雑用を引き受けること。
コミュニケーション能力がさほど高くない僕は
そうして組織内でのポジションを確立してきたよ
と言うお話をさせていただきます。
能力がある(と自認している)人ほど提案をしたがる
新卒でも転職でも
入社した直後は
「よっしゃ頑張ろう!」
とキラキラした野望を
胸に抱いていることと思います。
でも張り切りすぎて
「あれ?おかしくない?」
とすぐに口に出してはいけません。
ましてや
「こうした方が良くない?」
なんて軽々に口に出すものではありません。
もちろん、
ニューカマーだから
斬新なアイディアを提案できる
という側面はあるのですが
その前になぜその方法が今採用されているのかを
考えるべきです。
ただの慣習だったら
アップデートも必要になるかもしれません。
しかし、業界の特殊性や法律に則って
その方法を採用しているかもしれないのです。
漫画やドラマのように
入社早々に
軽々に提案など行うと
多くの場合
第一印象は最悪で
社内での悪いイメージを
植え付けるだけになってしまいます。
そして、
転職のスタートダッシュに失敗した人が
短期間で職場を辞めていくのを
何人か僕は見てきました。
能力があるだけに
非常に残念だなと思います。
無能でも信頼は貯金できる
僕は20代の頃に転職した会社で
入社早々放置され
ミスを繰り返し
自信という自信を
根こそぎ除草されてしまった人間です。
周りの言うことを聞いて
コツコツやるしかありませんでした。
でも、コツコツ地道に言われたことをやっていくと
不思議と人が集まってきます。
中にはめんどくさい作業や
全く評価にも得にもならないこともありました。
無駄な作業もたくさんありました。
でも言われたことをコツコツやりました。
するとクライアントからも
「頑張っているね」
と少しずつ信頼され
仕事を任されるようになりました。
これ、別に5年10年かかるわけではありません。
僕は半年です。
早い人では3ヶ月とか
1ヶ月でその状況まで行く人もいるでしょう。
まずは同僚や
クライアントから信頼されること、
仕事をする上で
スキル云々よりも
まず重要なことです。
信頼が貯まれば自分でコントロールできることが増える
同僚やクライアントから
信頼が積み重なるとどうなるのか。
話を聞いてもらえます。
話を聞いてもらえるようになる
ってめちゃくちゃ重要ですよ。
クライアントには
話を聞いてもらえる関係性ができていなかったら
新規事業や商品の提案なんてできません。
社内においても同様です。
信頼があるから
こちらの企画や提案について
プレゼンさせてもらえるのです。
入社したてのやつが
会社のシステムや慣例に
ダメ出ししたとしたら
反感しか食らわないですが
一定の信頼を積み重ねれば
「君が言うなら」
と一定の理解を得られます。
「有給を取りたい」
だって
「直帰します」
だって
信頼があるから
聞き入れてもらえること。
入社したてでは
まずは
あーしたいこうしたい
と要求を突き出す前に
コツコツ信頼を積み重ねることを
目標にしましょう。
ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!