イクメンにはスリングをオススメしたい理由
赤ちゃんを抱っこするとき、何を使うだろうか。
現在うちでもっぱら活躍しているのはスリングだ。
スリングとは、細長い布を二つの輪っかで留めて斜めがけにする抱っこツール。
いろいろやってみて、最終的にスリングに落ち着いた。
一人目のときはエルゴ、いわゆる抱っこ紐を使っていた。
確かに抱っこ紐は楽だった。
腰回りと肩部分をパチン、パチンと留めるだけ。
両手もフリーになるし、赤ちゃんとの密着度合いも高い。
けれども、慈に言わせると
「縦抱きは首が座っていない赤ちゃんには体勢的によくない」
らしく、高いお金を出して購入したドイツ製抱っこ紐・ディディモスを経て、
スリングへと落ち着いた。
最初は紐の調整が難しい上に、
隣で抱っこの仕方があーだ、こーだと言われ、
「こんなんやってられるかー!!」
とブチ切れもしたものの、今ではスリング最高!と使っている。
イクメンには特にスリングをお勧めしたい。
その最大の理由は・・・
スタイリッシュだから
である。
以前、札幌駅の地下でエルゴで赤ちゃんを抱っこしたパパを見かけたことがある。
片手には買い物袋、片手には子どもの手。
イクメンだね〜、と感心した反面、
なんだか哀愁を感じてしまったのだ。
「育児を頑張ってやっている」感
「リアルな生活」感
なんだか、可哀想にも見えてくる。
ママが抱っこしている分には何の違和感もないのに、
パパが抱っこ紐を使うとものすごい違和感がある。
そう、男性に抱っこ紐は似合わないのだ。
抱っこ紐はファッションが崩れてしまう。
ところがどっこい、スリングは違う。
もともと一枚の布をまとっているだけ。
そこに赤ちゃんが入っていたとしても、布に合わせたファッションならそれほどスタイルは崩れない。
赤ちゃんをさりげなく抱っこしている風に見える。
つまり、
無理して育児しているパパ
パパが育児を頑張っている
というわざとらしさ、違和感を軽減できるのだ。
育児なんて、今は男性だってやるのが当たり前の世の中。
わざわざ「不慣れな育児頑張ってます」アピールはダサい。
さらっと自然に赤ちゃんを抱っこしていられるスタイルが必要。
それを比較的簡単にできるのがスリングだと思う。
スリングを巻くスタイル自体をファッションに取り入れてしまえばいい。
そしてよく見たら可愛い赤ちゃんがいる。
赤ちゃん込みだとご婦人方にモテるぞ。
(ただし、モテているのは赤ちゃんであって自分であると勘違いしてはいけない)
”ひとつ上の”イクメンを目指すのであれば、
スリングを使ったさりげない自然体の抱っこスタイルをオススメしたい。