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器用貧乏、後々つらくなる

10年を超える結婚生活をしていた中で、
気づいたことというか、
反省したことがありました。

それは色々やりすぎてしまったという点。
僕は昔からそうなのですが、
器用貧乏と言いますか、
ある程度なんでもやれてしまいます。

勉強でも、スポーツでも、芸術でも
大した努力をしなくても
早々にコツを掴んで
そこそこできちゃいます。

これが良くなかったんだなと
今更ながら思うのです。

器用貧乏、家庭に入る

器用貧乏スキルを
家庭に置き換えると
料理、
洗濯、
掃除、
育児、
はたまたDIYに
畑作業に稲作、
蛇口の取り付けなどの修理、
各種事務作業、
役場との折衝
などなど
やろうと思えば、
チャレンジすれば、実に色んなことを
そこそこのレベルでできてしまいます。

一家に一台、これがあったら便利みたいな
そんな存在ではあったと思います。

DIYとか稲作など何やってんの?
と思われた方、
詳しくはこちらをどうぞ。

器用貧乏、やれて当たり前になる

器用貧乏の悲しいところ、
最初はすごいと言われるのですが、
そのうちなんでもできて当たり前になってくるところ

できることは別にいいんですが、
器用貧乏はできないことも頑張ればどうにかできちゃって、
結局なんとかしちゃうという特徴があります。

だから、断るということを知らないし、
「できない」と言うことができない。
できないと言えないから、
苦しむこともある。

自分の中ではがんばってできた!
ということで自己有用感が高まったりするのですが、
やれて当たり前と人(特に家族)に思われることは
結構しんどいことでした。

器用貧乏、反省する

結婚して12年が経過して、本当に今更なのですが、
僕は反省しました。
なんでもやりすぎた、と。

できない、
やりたくない、
ともっと言えば良かったと。

結婚生活でよくあるのが、
役割分担で揉めること。
そして、最終的にはやれる人がやった方がいいじゃん
ってなります。
いや、一度はなります。絶対に。

すると、器用貧乏はできることが多いので不利になります。
パートナーのできないこと、苦手なことが多いと
さらに自分のやることが増えていくことに。
苦手な人がやる家事のクオリティが許せない時もあるんですよ。
そして器用貧乏は自分で仕事を増やしたりもする。
そして最終的にはこの記事みたいなことに・・・

今になって反省するのは
自分で仕事を増やして大変にしていくのではなく
やらないことを決めること、
できなくてもいいことを決めること、

これをすれば良かったのかなと。

頑張ることっていいことでもあるけど、
頑張りすぎることっていいことじゃない。
努力する方向性を決めることが
器用貧乏さんには必要なのだと思います。

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コウスケ@7色のキャリア
ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!