仕事を楽しめば成果は勝手についてくる
7色のキャリアを持つコースケです。僕も今では順調に仕事をさせてもらっていますが、20代の頃は本当にキツかった。僕の広告代理店時代の話です。
使えねぇ!
ゴミ!
クズ!
死ね!
などなど、今ではコンプライアンス違反のオンパレードを吐きかけられ続けました。毎日がそんな状態では仕事に行きたくなくなりますよね。実際、毎朝出勤前は動悸が激しくなり、胸が痛かったことを覚えています。
でも僕はそんなところから抜け出して仕事で大きな成果を上げることになります。
「君が担当するならこの仕事を任せたい」
とクライアントにも言われるようになりました。
ゴミ!クズ!
と罵られてばかりだったこの僕が、です。
何が変わったのでしょうか。
それは、仕事を楽しみだしたことでした。
仕事を楽しめるようになったきっかけ
環境が人を変えるとはよく言ったもので、僕を変えてくれたのも環境でした。東京のこまごました仕事から抜け出して、なんと海外!中国へ行きました。中国の現地での仕事を与えられたのでした。
もしかしたら、クライアントに不評なこいつは日本にいても使えないからみんな嫌がる中国に飛ばしちゃおうなんて上層部は思ったのかもしれませんが、僕にとっては言葉も通じない異国での仕事はエキサイティングでした。
場所を変えるとこれまでの鬱屈した気持ちまでパーンとどこかへ飛んでいきます。新しい環境に新しいコミュニケーション、新しい仕事も。毎日中国人の同僚と同じ飯を食って飲んで、未知の文化を知ることはとても楽しかったのです。
僕のケースのようにいきなり海外に、とまで環境をガラリと変えることは難しいにしても、
・付き合っているグループを変える
・部屋の模様替えをする
・習い事を始める
などしてみると自分を取り巻く空気感は一変します。
仕事が楽しいと勉強も楽しい
僕は環境が変わることで新たな刺激を受けて、仕事が断然楽しくなりました。なんてってたって、現地の中国人スタッフとコミュニケーションをとることすら仕事ですから、日本で怒鳴られていたことが嘘のように穏やかな毎日です。
たま日本から電話があって怒られることがあるにせよ、所詮日本からの電話。面と向かって罵倒されることの何倍も気楽です。
仕事に取り組むための環境が良くなると仕事が楽しくなります。
仕事が楽しくなると次にもっと仕事の工夫をしたくなる。
そのためには勉強することが必要です。
勉強って嫌なイメージが強かったのですが、「楽しい」という気持ちが根底にあるとそれだけで興味を持って取り組めます。新たに覚える知識が目の前の仕事に即反映されるので苦なくできるのかもしれません。
勉強をしていくと自信がつく
勉強をしてそれを仕事に活かしていくと、周囲の反応が変わります。僕の場合、中国で行っている生産現場や製造工程について、各種技術について学んだことで東京の営業担当者やクライアントにもわかりやすく説明できるようになりました。
ゴミだのクズだのお荷物だの言われ続けた僕は自信をすっかり失っており、「自分なんか」という思考に陥っていました。自分自身を低く見積もってしまう癖がついてしまったのです。ある意味スポーツ選手のイップス(心理的な影響により体の動きに障害が出る症状)と似ているかもしれません。条件反射的に自分なんてダメだという思考に支配され、行動ができなくなるのです。
ところが、勉強を積み重ねて得た知識をもとに説明をすると、人がふむふむと話を聞いてくれ、意見を取り入れてくれるようになる。そうすると「自分を受け入れてもらった」と自信がついてきます。
自信がつくと成果が上がる
自信がついて、堂々と上司やクライアントに提案ができるようになると、不思議なことに任される仕事の幅が広がり、クライアントからの信頼もみるみる増していくのを感じました。冒頭にも書いたような
「君が担当するならこの仕事を任せたい」
と言われるまでに。
ゴミ!クズ!と言われた僕が1年経たぬ間にチームのエース(稼ぎ頭)へと変貌を遂げたのです。チームの昨年の売上を一人で叩き出し、チーム全体では目標値を大幅に超えて過去最高売上を達成しました。
まとめ
仕事で成果を上げるためのプロセスは次の通りです。
1、 仕事を楽しむ
2、 勉強をする
3、 自信がつく
4、 成果が上がる
5、 成果が上がるとより仕事が楽しくなる
まずはいかに仕事を楽しむかに注力してみてください。楽しみ方も興味を持てる範囲も人それぞれ。自分の角度をピンポイントでも見つけられると大きく人生が変わります。