自分の過去を俯瞰してInstagramのコンセプトを考える
自分のコンセプトを作るにあたって、自分自身の過去と向き合うことは必須です。僕は自分の過去は俯瞰することが効果的だと考えています。
年表や箇条書き、テーマ史なんかもいいですが、俯瞰するには円盤が良いなと思います。僕は地球暦という暦を学んでいましたので、これをアレンジして人生を俯瞰するツール、ライフレコードを開発しました。人生を円盤に落とし込むことで全体を俯瞰できるというものです。
人生を振り返って書いていく過程で色々と見えてくるものがあるので、もちろん他の手法でもいいと思います。
時間経験による特性
僕の人生において、特徴的なもののひとつが「引っ越し」になります。父が地方公務員だったので、数年に1度転勤がありました。おかげで小学校3校、中学校は2校通いました。
移動というのは習慣になってしまうのでしょうか。大人になってからも、長期的に滞在した街はほとんどありません。強いて言えば、結婚したあと移住した札幌が過去最長かもしれません。これまでは大体2〜4年スパンで引っ越しを繰り返しています。
その体験から得た僕の特性として、適応能力が高いということが挙げられます。僕は大概の街は住めちゃいます。
仕事でよく行っていた中国だって、地元の工員たちと同じ食事を食べ、地元スタッフと寮に住んでいましたし、学生の時に行ったスリランカだって1週間もいたら住みやすさすら感じていました。
日本だろうが外国だろうがなんとかなるんです。大抵のコミュニティもスルッと溶け込んでしまいます。飽きが早いという短所でもありますが、適正能力が高いという長所にもなっています。
円盤にすると、こういった自分にしかない経験や人生のリズムみたいなのが浮かび上がってきます。
好きの原点は幼少期
今でも好きなものの原点にあるのはやはり幼少期の体験です。大人になってから知ったことや好きになったものはありますが、進路選択や職業選択、または人格形成に影響を与えるような重要なものはやはり幼少期にあると僕は思います。
幼少期、僕の好きになったものは「歴史」でした。地元相馬地方では、毎年相馬野馬追というお祭りがやっていて、騎馬武者が家の前を闊歩するのを見て育ちました。
7歳の時に引っ越した会津若松では、毎日鶴ヶ城を眺めながら通学し、会津藩のお膝元としての教育を受けました。
本を読むのが好きだったのですが、戦国武将の伝記などを読みあさっていました。
子どもの頃に当たり前にそこにあったもの、大きな衝撃を受けたものなどが自分自身の好きの原点になっています。
どうしても気になる社会変革
ライフレコードの一番外側の円は社会の出来事を書くようにしています。これを書いていった時に、その年と結びついて明確に印象に残っているものに共通点がありました。
それは、「地震災害」です。東日本大震災で地元南相馬が多大な被害を受けたというのが起点だったのかもしれません。それもあってか、過去を振り返ってみると、僕の人生の中で大きな地震があった年はやっぱり印象深いのです。
もしかしたら、今後も地震や災害は切り離せない僕の人生のテーマになるのかもしれません。
オウム真理教や酒鬼薔薇事件、秋葉原通り魔なども印象深かった事件でした。ある種社会変革が起こるきっかけとなった事件ではないでしょうか。
自分に影響を与えたであろう社会背景は、ライフレコードを書く日にちが違えば、違うものが思い浮かんできます。その時の自分の興味関心だったり精神状態なんかに影響されているので、久しぶりに振り返ってみると面白いなと感じました。
次は僕のキャリアを深掘りしてみたいと思います。社会に役立つスキルの多くはやっぱり社会人になってから学んだり身につけたものがほとんどです。しっかりと、新卒から振り返ってみます。
ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!