そうだ!京都へ行こう−夫婦の対話編−
2/1〜2/4まで、家族で京都へ遠征。
本当に多くの出会いがあり、学びがたくさんある旅になった。
その中心にいたのが、「聞き綴り本舗」をしている西尾夫妻。
京都で活動している彼らはとても顔が広く、
惜しげも無く我々に知己を紹介してくれた。
そして
「人と人とがつながって、盛り上がってくれる様子を見れるのが嬉しい」
という。
今回、お世話になった西尾夫妻はヒアリングのスペシャリスト。
旦那さんのにぴおくんは、
今までの人生を語ってもらい、それを簡潔にまとめる「聞き綴り」という手法のパイオニア。
「札幌人図鑑」「ふくしま人図鑑」など、暖簾分けして広がっている。
奥さんの早苗ちゃんはキャリアカウンセラー。
就職希望者の話を聞き、適正や能力などを測りマッチングする。
そんな夫婦のとある会話を聞いてとても感銘を受けてしまった。
その日は、にぴおくんオススメのワークショップに行っていた早苗ちゃん。
ワークショップの内容をシェアしていたんだが、
内容はどうもしっくりこなかったらしい。
別に怒った様子ではなく、丁寧に状況や感情を説明していた。
その説明を聞いてにぴおくんが
「勧めて行ってもらったのに、ごめんな」
とさらりと言う。
対して早苗ちゃんも
「いやいや、ええねん」
と受け取る。
さらりと「ごめん」て言える関係ってすごい!と感動してしまった。
うちなら間違いなく、ケンカしてそうな場面だ。
お互い大人な対応にびっくりして、ついこの感動を直接伝え、
「夫婦円満のために何かやってる?」
と聞いてみた。
そこで出てきた答えは2つ。
■チェックイン、チェックアウト
■いってきますのチュー
まず、チェックイン、チェックアウトは、ワークショップなどでよく使われる技法。
チェックインでは簡単な自己紹介と、今感じていること、このワークショップに期待することなど簡単に話し、
場へ参加を表明する。
チェックアウトでは同様に、今日この時間で何を感じたかなどをシェアする。
これの夫婦間での応用だ。
まず、朝どんなことを感じているか、今日の予定はどうか、体調はどうかなどチェックインを行う。
そして夜寝る前に、1日どんなだったかをチェックアウト。
これをすることによって、互いの体調や状況をシェアできるので、無駄なケンカはなくなったそうだ。
確かに、体調が悪くていつものように動けないとか、
仕事がつまりすぎていて家事が後手になってしまうとか、
事前にシェアできていたら相手を思いやることができる。
これ、我が家にも導入。
いってきますのチューは、スキンシップなのだそうだ。
夫婦もずっと一緒にいると、友達みたいな感覚になってくるので、
それを打破する意味で効果的。
実際に、いってきますのチューをしている夫婦のほうが、
していない夫婦に比べて離婚率が低いだけでなく、収入も25%も高いとか。
これも導入しよう。
夫婦間の対話の重要性について、西尾夫妻から学ぶことは本当に多い。
うちはできているほうじゃないかと思っていたけど、まだまだだった。
今度、西尾夫妻を北海道に呼んで、「夫婦の対話ワークショップ」をしてもらいたいな。
企画しよう!
社会を良くするには、まず夫婦関係から!
これ、伊藤家家訓です。
※この内容は2016/2/5に書いたものです。
ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!