娘の告げ口外交

10ヶ月を過ぎて、急激に色々なことを覚え始めた娘。

最近は言葉も話すようになった。
最初に覚えたのは「パパ」。
何度も根気よく教えた甲斐があったってもんだ。

「パパって言ってみ?」

「パ・・・パ・・」

「もう一回。パパ」

「・・パパ・・」

よくできました。
次に覚えた言葉は「ママ」
ただし、「ママ」の場合は二文字で言えなくて、
「ママママー」と連続して表現する。
最初「ちか」と言わせたくて頑張っていた妻も、

「ちかって言いづらいみたいだから、とりあえずママでいいや」

とまんざらでもない様子。

娘は最近着替えをさせてくれない。
おしめを替えるときも、暴れて替えさせてくれない。
おしめをさせないと、その辺でおしっこしてしまうから、
放っておくわけにもいかない。
そこで、僕は泣きじゃくる娘をよそに強制執行してしまう。
すると娘は、

「マママママー!パパパパー!!(ママー!パパが嫌なことをするー!!)」

と妻に告げ口をしにいく。
そしてその後しばらくはプイっとされるのだ。
場面とその後の対応から、この2単語のみでも意思が十分伝わる。

さらには、寝かしつけているはずの妻が先に寝てしまったり、
スマホをいじっていて構ってくれないときは、
僕のデスクのところまで来て、

「パパー!ママママー!(パパー!ママが構ってくれない!)」

と告げ口をしにやってくる。

どこぞの大統領じゃあるまいし、
告げ口なぞ一体どこで覚えたことやら。

※この内容は2014/12/26に書いたものです。

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コウスケ@7色のキャリア
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