迷信なんて信じない

僕は迷信なんて信じない。

「ひな祭りが過ぎてもひな飾りを片付けないと嫁に行き遅れる」
という迷信があるが、
これは元々昭和になってから作られたもの。
ひな祭りは平安時代から行われてきた風習なのに、
昭和に出来た迷信ってなんだか少し安っぽい。

この迷信の謂れだって、
早く片付けさせるための単なる口実だそうです。

「言うこと聞かない悪い子は夜中迎えに来るんだよ」
というどこかの妖怪を使った脅しと似ている。

そう、僕は迷信なんて信じない。

3月4日だというのにひな飾りが片付けられていない言い訳ではありません。
娘が嫁に行き遅れるようにわざと片付けていないわけでもありません。
片付けるのを忘れてたわけでは・・あ、ありません!

・・・はい、ごめんなさい。
ひな飾りを出したのは僕です。
ちゃんと片付けます。

でも、僕は迷信なんて信じない。
娘はきっと嫁に行く。
いつか。

※この内容は2015/3/5に書いたものです。

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