ディズニーのジェンダー
Perfect daughter という規範からの脱却
突然ですが、明日、「モアナと伝説の海2」を観に行きます。
モアナの1作目がとても好きな作品なので、とても楽しみです。
さて、モアナの1作目についてはいろいろ書きたいことがあり・・・
(テーマ的に、もののけ姫と風の谷のナウシカを足して二で割ってるとか
そういう話もしたいのですが、今日はジェンダーです
本エントリをお読みの方なら、ディズニーがジェンダー平等・
ガールズ・エンパワメントに力を入れていることはご存じと思います。
それはモアナ1作目でも同様で、私が特に印象的なのは
主題歌?のHow far I'll go の英語の歌詞にある一節です。
(この主題歌のタイトルも、とてもエンパワメントにあふれていますね!
それは、こんな歌詞なのです
I wish I could be the perfect daughter,…
親の期待に応え、島で村長の娘としての務めを果たすことを求められながら
どうしても大海原への憧れを止められないモアナの心です。
親の思うperfct daughterになれたらいいのに、なれない自分‥‥
この「perfect daughter」に類する表現はアナ雪にもあり、
エルサがlet it goのなかで、「perfect girlはもうやめた」と歌っています。
この「perfect daughter/girl」という規範意識は、時に呪いになります。
学業を修め、良い学校を卒業し、責任ある仕事に付き、
キャリアを築き、結婚し、子どもをもつ・・・・・
そういった「親からの期待」という軛から自由になろうという
モアナとエルサのメッセージは、とてもパワフルで共感します。
モアナ2を観たら、また感想を書きたいと思います!
どうぞご期待ください。