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聞け!受講生の本気の声「まだまだ○ねない!」葬儀と埋葬を考えた先に見えたやっておくべきこと

何のために自分の葬儀と埋葬を考えるのか?

40代、50代は人生の折り返し地点です。人生の後半をどう楽しく自分らしく軽やかに生きれるかを考える重要な年代です。

「やるべきことを知りたい・整理したい」という方も多いです。
「でも実際に何からすればいいのかわからない。」という方は人生最期を想像してみてください。この記事を読んで行動するパワーになれば嬉しいです。

第3回目の講座テーマ「葬儀と埋葬」

今回の講座テーマ「葬儀と埋葬」について簡単に説明しておきますね。

今回のテーマは『葬儀と埋葬』でした。自分の最期について考えることは、怖いようでこれからの人生をどう生きるのかを考える第一歩です。
自分の葬儀や埋葬をどうするのか?どうしたいのか?
具体的に、葬儀については形式から場所、葬儀に来て欲しい人などを考えていきます。埋葬については埋葬場所、墓守は誰がしてくれるのかまで1つ1つの質問に向き合うこのワークです。
今回のワークでも受講生の方に多くの気づきを持って帰ってもらえました。

1.お客さんから「葬儀をして欲しい。」と頼まれた話

今回の講座の冒頭で私がお客様から「葬儀をして欲しい。」と頼まれて実際に葬儀を取り仕切ったときの体験談をお話しました。

その当時、まだ自分の親の葬儀も経験したことがなかったので、「葬儀を他人が仕切ってできるものなのか?」ということすらわかりませんでした。

そんな何も知らない私が葬儀を任されたときにやっておいたことや実際の葬儀は準備がとても大変だったことなどをお話して、葬儀や埋葬について予めきちんと自分で考えて紙に記録しておくことがいかに重要かということをお伝えしました。

自分の葬儀や埋葬については家族任せになってしまう人が多いですが、実際に行動する家族の負担はかなり大きいです。

・自分の葬儀に誰を呼んで欲しいのか?
・遺影に使って欲しい写真はどこにどこにあるのか?
・棺に入れて欲しいモノは?
・どんな形式でやって欲しいのか?
・規模はどの程度なのか?
・喪主は?
・葬儀について相談できる人は?
などなど決めなければいけない項目は山ほどあます。

何も決められていなければ家族は、全て一瞬で決めて行動していかなくてはいけません。
これがどれだけ大変なことか想像してみてください。
これが夜中だったらどうですか?
一度も自分一人で葬儀を出した経験がない方は、
この大変さを知ると絶対に自分の家族に大変な思いや後悔をさせてたくないと思う筈です。

2.自分の最期のセレモニーを人任せにするのはどうかと思います。

そもそも、自分の最期のセレモニーを人任せにするのもどうかと私は考えています。
葬儀は自分が深く関わった人との最後のお別れをする大切な時間です。
そしてその時は急にやってきます。
せっかくお別れに来てくれた大切な人達に対して、自分がどう迎えるのか
は自分で考えるのが一番理想的な空間と時間で過ごしてもらえるのではないでしょうか?
自分が好きだった曲、自分が送りたいメッセージ、自分が好きな花など、最低限決めておきたいことはある筈です。
お互いに気持ちを整理して別れを丁寧にしたいものです。

「飛ぶ(立つ)鳥跡を濁さず。」
自分の葬儀と埋葬について考える価値は大きいです。

埋葬についても責任は重大です。
お墓参りをする人の立場で場所や墓守を頼める人はいるのか?
次の世代の墓守をしてくれそうな人がいるのか?
未来を想像することも必要です。
未来を想像して、じゃあ、今、何をしておかないといけないのかが見えてきます。
自分の将来と未来を考えることは大変ですけど、それをすることで今の自分も充実した行動ができて安心も手に入ります。

自分の将来に対して漠然とした不安を抱えている人は、自分の将来と未来想像としてみてくださいね。

受講生がワーク中ので思い出したこと

今回も60分ほど静かな空間の中、受講生の方は真剣にペンを走らせていました。

①残念なお葬式のこと

ふと手を止めて過去に参列した葬儀を思い出して
「とてもお世話になった方で立派な方なのに、葬儀はとても残念だったことを思い出しました。」
と言ってそのお葬式のお話をしてくれました。
自分が残念に思う葬儀を経験されていると自分の葬儀にわざわざ来てくれた人をガッカリさせたくない。
という思いで余計に真剣に細かいところまで自分の意思をしっかり書き残しておきたいと思いますよね。

葬儀のワークの途中で他にも思い出されたことがありました。

②30年前に申し込んだ葬儀社のこと

葬儀について暫く考えている途中で、「あっ!私、30年ほど前に葬儀社の会員になってます。」と仰られました。

あなたは大丈夫ですか?
自分が既に葬儀社を決めて一部金の支払いも済ませていることをすっかり忘れている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この受講生さんは、「近いうちにこの葬儀社を訪問してみます。」と仰ってました。
葬儀社が決まっているなら、事前に一度、打ち合わせなども含めてお話しておいても良いと思います。疑問や不安に感じていることなどご相談されてはいかがでしょう。

 

受講生の生の声

葬儀について考えている途中で、「ひえ~、いっぱいやらないといけないことがある!私、まだまだ○なれへんや~ん!」と思わず声に出された率直な感想です。

普段、自分の葬儀や埋葬、そのあとの供養についてまで考えている方はいないです。
初めてその質問に向き合ったとき、本当にたくさんのことを考えないといけない、しかも深く考えなければいけないことを知ります。

だから、あなたの周りに「私にはまだ葬儀や埋葬、供養のことは早い。」と思っている70代、80代の方がいらっしゃったら教えてあげてください。
どれだけ、死後のことを考えて準備するのが大変なのかを教えてあげてください。
普段考えていないこと、あまり知らないことを考えることは、脳に大汗をかきます。
脳が元気なうちに、自分の体力がある年代40代、50代、60代のうちに考えて準備を進めていくことが家族とっても自分にとっても大きな安心に繋がります。

そして、何よりも自分の人生後半を理想的に過ごそうと思えるキッカケになります。

アンケートと受講生の声

Q1. 葬儀や埋葬について書き出す前と後で、気持ちにどんな変化がありましたか?

受講生の声:葬儀や埋葬のことを何も考えていなかった。

Q2. 今日のテーマに取り組むことで自分にとってどんな価値があると感じましたか?

受講生の声: 更に考えること、調べることが必要だと気づいた。

Q3. 今回のテーマに取り組むこと中で浮き彫りになった課題は何ですか?

受講生の声:動けなくなった時や死後の準備

と感想を共有してくださいました。

心のサポート

また、人間関係については「意外と少ない、退職するとこなものなのか。親友は2人しかいないです。」という思いも打ち明けてくださいました。

これに対して私の考えをお話させてもらいました。
「親友が2人もいれば十分ですよ!
親友が何十人もいる人はいないです。
それはただの友人・知人ですよ。

本気でお互いのことを思える人はそんなたくさん持てないです。
大人になった今、親友と呼べる人が2人もいれば幸せですよ。」
とお話するととても安心されていました。

私は大人になったら人付き合いも絞り込むべきだと考えています。
親友が2人もいれば十分です。

受講生の方のように自分のことを改めて書き出すことで
現状が見えてきて自分の内側の声が出てきます。

これが今後のあなたの生き方のヒントになります。
こういう気づき1つ1つを塊にしていくと
自分軸を作っていくことができます。
その基礎を作るのが私のアウトプットワークです。

ワークを通して出た内側の声をお聞きして私の経験体験から得た学びをシェアしながら受講生の方を応援サポートしていきます。

そのとき、その瞬間で生の声で向き合える価値を多くの方にお届けできるように2025年は更にこういう機会を増やしていきます。

2025年を人生のターニングポイントにしたい方へ

人生最期に後悔したくない40代、50代、60代の方へ

生き方をバージョンアップしよう!

  • もっと自分の理想の人物像に近づく生き方をしたい

  • 軽やかにゆとりある気持ちで毎日を過ごしたい

  • 自分の殻を破りたい

今の延長線上にない理想の自分の世界を手に入れたい方は、
まずは簡単な一歩からスタートしてくださいね。
自分の生まれてから死後を超えた未来までを考える時間を作ってみてください。

私自身も2025年のバージョンアップに取り組んでいきます。

バージョンアップのお知らせ

今まで私のブログ記事やYouTubeの中で「エンディングノート」という言葉を使ってきましたが、今後は「私の未来ストーリー」で表現していきます。

ご質問等はnote公式お問合せフォームからどうぞ。


葬儀と埋葬を考えた先に見えたやっておくべきこと3つ

葬儀と埋葬については課題が多くあります。
一気にやろうとするとしんどくなるので、まず、最初にやっておくべきことを3つに絞ってみました。

葬儀について
①葬儀の形式を決める
②葬儀に来てもらいたい人をリストアップする
③場所を決める
まずは上記3つを考えてそこから葬儀の規模や細かい内容を決めていくとスムーズに進められます。

埋葬について
①墓守をしてくれる人が居てくれるのかを最低2世代先まで考えてみる
②次に自分にあった埋葬方法を考える
③具体的にどうするのかを決定する(永代供養、墓地の購入、散骨など)

自分の亡くなった後の最低50年先まで考えておくと子孫の負担にならない埋葬方法が決めやすいと思います。
これはあくまでも私個人の意見なので、こうした考えを聞いて自分の考えが湧き出てくる方もいらっしゃると思います。
私の考えがあなた自身の考えや想いを浮かび上がらせるキッカケになれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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清水友子/エンディングノート行政書士
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