記事一覧
『チョコレートな人々』と障害者雇用から見る、わたしたちにできること
https://youtu.be/iIRHrmF5ulI ●あらすじ 今ではショップやラボなど52拠点を全国に展開して障害者雇用を行う久遠チョコレート。代表の夏目浩二さんの思いと足跡を、…
『チョコレートな人々』と障害者雇用から見る、わたしたちにできること
https://youtu.be/iIRHrmF5ulI
●あらすじ
今ではショップやラボなど52拠点を全国に展開して障害者雇用を行う久遠チョコレート。代表の夏目浩二さんの思いと足跡を、東海テレビが2003年から追ったドキュメンタリー。
久遠チョコレートを運営する一般社団法人ラバルカの代表である夏目さんは、障害者の賃金が月額1万円ということに驚き、自分で障がい者を雇うためにパン屋を立ち上げる
2022ベスト映画aka「人がわかり合おうともがく」映画6選
2022年映画ベストを作ろうとした時、「これって自分の好きなシュチュエーションめちゃくちゃでてる!」と発見したので、あえてそのシュチュエーション6選にしようと思います。
まずシュチュエーションといえば、TBSラジオアフターシックスジャンクション山本匠晃アナの映画の中のフード描写。人が口に物を入れるEATシーンに興奮して、半ばサイコパスみを感じる語り口で、普段は冷静なアナウンサーが尺とパーソナリ
今に続くと思い返した『14歳の栞』
『14歳の栞』(2021)
監督:竹林亮
企画・プロデュース:栗林和明
配給:パルコ
ドキュメンタリーとかこつけていても、映画には往々にして意図というものがあるわけで、その意図を汲み取って感想を書きたいと思います。この編集から汲み取れるのは、14歳の限界と大人になるということだと思うので、それを主軸に。
まず思ったのが、「14歳ってすぐ限界決めるやん!」。「医者は時間がかかるんで看護師で
『パレードへようこそ』(2014)
監督:マシュー・ウウォーカス
脚本:スティーブン・ペレスフォード
主演:ビル・ナイ
映画を通してマイノリティを知る
今回扱う映画はマイノリティ同士の結束を強めた映画だ。しかし私は炭坑夫でもなければ、セクシュアルマイノリティでもない。さらにどちらに対しても専門家というわけではない。では、なぜマジョリティの立場に立つ私がこの映画を見ようと決めたのか。それをまずは伝えたいと思う。
人間は知らな
現代社会のロマンティクコメディとして見る『私は最悪。』
監督・共同脚本:ヨアキム・トリアー
共同脚本:エスキル・フォクト
主演:レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー
監督の過去作から見る
まずはヨアヒム・トリアーの作風について説明します。彼は長編を5作撮っていて、私はそのうち4作を見ているので、それを紹介したいと思います。
彼は、人間関係、家族関係の中での人の役割や生き方に着目して、その人の内面を徹底的に覗き込むのが上手い監督
『<新版>日本語の作文技術』(本多勝一著)から
『ゆる言語学ラジオ』で紹介されていたこの本。ずっと気になっていたのですが敷居が高そうだったのと時間がなかったので積読していました。しかし一人旅のお供に選んだことで通読できたので、感想文を書きたいと思います。
この本は、文章の修飾から句読点の位置、漢字とカナの使い分け、助詞や段落などについて例を用いながら非常にわかりやすく説明されています。そのなかでも特に勉強になったのが「第八章 無神経な文章