原因自分論の罠
HSS型HSPの気質を知ってから日に日に心が軽くなっていく感覚が体感として感じます。
自分を知ることがいかに重要か。
これまで自己啓発や成功哲学を学んできて、
「成功したい!」
「すごいって思われたい!」
「なんでも買えるお金持ちになりたい!」
そんなゴールを設定していたけれど
思えば、結局自分探しの道のりだったな、と。
成功哲学→→スピリチュアル→→量子力学→→瞑想→→迷走。。
なにをやっても中途半端で、
でも他人には成功してるように見せたくて。
痛々しく迷走に迷走を重ね、コロナ禍の3年が過ぎた去年の秋、20年以上続けてきた趣味への情熱が突然消え失せました。
なにかしなきゃ、と思うHSP(その時は自分がHSPだと認識していませんでしたが)。
・・・そうだ、自分探しの旅に出よう。(いつものパターン)
また得意の自分探しが始まってしまった。
自分探し旅の必需品といえば!ノートとペンですよね。
無印良品の見開きノートは本当に良いです。分厚い本とかそうですけど、開いて勝手に閉じるのは地味にストレスです。無印良品のノートはどこを開いても綺麗に開くんですよ。感激!
そして厚みもあってどれだけ書き殴ってもまだまだページ残ってます。
ペンは何色でも良きです。
私はマゼンタ色が好きなのでその色で。
今回の自分探しの旅の始まりは
『原因自分論』
嗚呼、美しき原因自分論。
世界遺産の旅のようなタイトル。
どんな出来事も自分に原因がある。
「良い」「悪い」とか「正しい」「間違い」とかジャッジするのではなく、ただ自分に原因があった、という。
目の前に繰り広げられる出来事は全て自分の内側の世界で、潜在意識が投影されている・・・。ふんふん。そうだよなぁ。
まぁそんな感じでノートに書き殴って自分を掘り下げていくわけなんですが。今回その理論がどーのこーのが目的ではなくて、HSPにとってはどうなんだろう?って話なんです。
昨日の記事に書いた「置かれた場所で咲く」もそうですが、一般的に良きとされる指針は、HSPに文字通り当てはめると全然解決しないんだって気付きました。
自分がHSPである特性や気質を知った上で理論や指針を見ていく。そもそものスタートが違うっていう気付き。
HSPの人は「自己肯定感が低い」と言われています。
私は自己肯定感が低いなんて思ってもいませんでした。掘り下げて掘り下げて掘り下げてやっと出てきた言葉が
「認められたい」でした。
自己肯定感、低っっ。
これがベースだったんです。
原因自分論で世界を見ても、そもそも自己肯定できていなかったら「原因」
ではなく「元凶」だと思ってしまう。
私の母親が被害者意識の塊のような人で、被害者意識が強い人が大っ嫌いです。職場の同僚にもすべてを人のせい、周りのせいにする人がいて。
なんでこんなイライラするんだろうと思っていたら、自分が被害者意識でいたからだったことに気付きました。
そこで、原因自分論の登場なんですけど、もっと深いところ。
被害者意識はどこからやってきたんだろう。
自分を責めて自己肯定せずにずっと生きてきた自分。
元凶を原因にできたら、ずっとずっと生きやすい。
原因自分論は人が幸せに生きていく上での本質だと思います。
HSPだと自覚してる人、自己肯定感が低いと思う人、私のように自己肯定してるけど?って勘違いしちゃってる人、ノートにいっぱい書き殴ってみましょう。
どうやって自己肯定感を上げていくのかは、また別の記事にて。
WBCの準決勝に勝利したあとの大谷選手のインタビューで言っていた言葉が印象的でした。
村上選手の調子が悪かったけれど、それでもチームも村上選手自身も信じてプレーして、結果として勝てた。どんなに現状が苦しくても、信じて進んでいく。未来から過去の自分へのエールだなぁと感じました。
そんな未来からの目線で、もがきながらも前に進もうとする過去の自分にメッセージとして残していきたいと思っています。
今回の自分探しの旅。
まずは最初の第一歩のことについて書きました。
今に至るまでの経緯と、現在進行形の感覚を織り交ぜて綴っていこうと思います。
お読みいただきありがとうございました!
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