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歯列矯正記録(始まりから器具の装着まで)
ふと、私、歯列矯正、しかも手術で顎の骨を切る本格的なやつやってたな……と思い出し、当時感じた事などを記事にしてみようと思いました。
歯列矯正を考えている方や、どんな風だったか興味ある方の参考になれば嬉しいです。
受け口
私は父親譲りの受け口(下の歯が上に来ている状態)でした。
子供の頃に歯医者さんで歯列矯正について説明を受けましたが、治療のあまりの大変さ、痛そうな話に恐怖し、当時は矯正は止めました。
先生の話では、私の受け口は一番酷いレベルだったらしく、保険適応(3割負担)で出来るとの事。
子供の場合は大きくなってから再度矯正する、との話だったので、大きくなってから考えよう……と思いました。
矯正すると決めた出来事
大人になり、ある日熱を出した時に、奥歯の親知らずが左右生えてきて、その歯でしか物を噛めなくなりました。
当時はおかゆや柔らかい食事で何とか対処しようとしましたが、そんな事で解決する問題でも無く、渋々歯医者さんで説明を受けました。
保険適応での歯列矯正について
まず言われたのが、「親知らずを病院で抜いた場合、保険適応での歯列矯正を受けられない」、「親知らずを抜くなら歯列矯正を始めてからでないと保険適応外になります」でした。
2択ーー!!!!
もうこれは腹を括って、長年逃げ続けて来た歯列矯正をしなくては……と決意しました。
勝手に親知らず抜いたら、保険適応外で歯列矯正しないといけなくなるしね……。
3割負担か全額負担かの違いは大きい……。
そして言われたのが、うちの病院では無理です、の言葉。
いくつかの歯医者さんを巡り、ようやく歯列矯正の出来る歯医者さんに辿り着きました。
保険適応で歯列矯正する場合の注意点
保険適応で歯列矯正する場合、「途中で矯正を止める(逃げる)と後は自己負担になる」、「教材として矯正過程を使う事の承諾」、「歯列矯正なので整形と違って思い通りの顔にはなれない」、「ごく稀に歯列矯正の手術で鼻が落ちる事がある」、と言う事でした。
えっ、最後のめちゃくちゃ怖い。
かなりビビりながらも、今の状態では食事もままならない為、「逃げません」、「教材にしても大丈夫です」、「顔の変化は大丈夫です」、「鼻が落ちるのは本当に稀ですよね!?」、と承諾(確認)し、歯列矯正を始めました。
まずは親知らずの抜歯
とりあえず最初にしたのは親知らずの抜歯。
病院に入院し、麻酔で寝た状態で手術し、歯を抜きました。
先生曰く、親知らずが結構埋まっていた為、ハンマーで砕いて抜いた、との事。
麻酔で寝てて良かったーー!!!!
これ起きた状態でやられたら、軽くトラウマになるやつやん……怖い。
歯列矯正スタート
まずは矯正前の写真撮影など。
ビフォーアフターを教材として使うとの事なので、言われた通りに写真撮っていきます。
そのあとは、口内細菌の検査や色々な検査で、一般的な歯に器具を装着するのは少し先になりました。
器具の装着
器具の装着は、本当に!!!!痛い!!!!!!
かなりの覚悟が無いと耐えられないのでは?、と当時の私は思いました。
逃げたら全額負担になる、と自分に言い聞かせて何とか乗り越えましたが、本当に痛いし、大変です!!!!!!
まず、歯を無理やり移動させているので、頭痛が酷いです。
最初は涙出た。
もちろん歯なんて痛いに決まっています。
そして食事が苦痛になります。
痛いのはもちろん、食べたらすぐ歯磨きをしないといけないので、間食は減りましたが、ズボラだった為歯茎が下がりました……。
歯周ポケットが出来た事で、食べた物が溜まりやすく、歯磨きの際食べカスが出るようになりました……(汚い話ですみません…)。
そうならない様に歯磨きしっかりして下さいね!!!!
私のようになりますよ……。
次回は手術編
大変な矯正の日々を乗り越え、数年後ようやく手術になりました。
その記録はまたの記事で。