洋服好きって?(趣味について話したい①)
今日のテーマ
自己紹介の次の投稿が「趣味について話したいと」
まぁ早速自己満足noteなわけですが、今日のテーマは趣味のうちの一つ洋服について語らせていただこうかと思います。とは言っても今日は自分の洋服愛を語るよりも洋服が趣味になって気づいた、「洋服好き」の概念を独断と偏見で少しばかり話します。
洋服好きって?
まず洋服好きってなんだろう?自分自身アパレル関係に従事していたこともあり、たくさんのおしゃれな人、洋服にこだわっている人、初めて洋服にこだわってみたいという人など様々な人と関わらせていただいた。
そしてわかったこと。 洋服好きには何種類かある。
(注意:ここからのコニーの意見は基本、独断と偏見で切り捨てている、、、あまり真に受けず「はぁ~ん」くらいで楽しんでほしい)
さてその洋服好きの種類とは
①自分の中で好きなブランドがありシーズンごとに買い集めたり、アーカイブなども買い足したりする、ブランドのコレクター的な人
②少し似ているがヴィンテージ古着などを集めたりする人(よりコレクターっぽい人も多い気がする、、、?)
③素材や製法、染めなどブランドというより洋服そのものにこだわりがある人
④自分なりに洋服で自身を表現するのが好きな人。
⑤インスタグラムなどのインフルエンサーや雑誌などを追い、流行のおしゃれを取り入れている人。と様々。
さて1型ずつその特徴について述べてゆこう。
①自分の中で好きなブランドがある人
コニーにも一時期このブランドしか勝たん!!というようなブランドがあった。
そのブランドは「kolor」いわゆるデザイナーズブランドである。
(もともとスッキリとしたシンプルなテーラードが多かったが近年は異素材のドッキングや、独特な色彩感覚で若年層にも支持を受ける。こちらはシングルジャケットにニットをドッキング)
デザイナーズブランドやハイブランドはファンが一定数付く。
・デザイナー自身の世界観が反映される。故に自分の世界観とマッチした時、なかなか抜け出せない沼にはまる。
・コム・デ・ギャルソンオムプリュスなどシーズンごとに世界観がガラッと変わるブランドはその都度買い足したくなる、、、沼にはまる。
・コラボ商品や、ヨウジヤマモトプールオムの花と少年期など価格が高騰、値下がりがしないものもある。故にコレクターも多い
・ハイブランドになると近年のブランドロゴ戦略により、よりステータスのように着こなせるため自身の所有欲が満たされる。
(コム・デ・ギャルソンオムプリュス2020ー2021AW《画像上》ではブランドイメージの黒一色の洋服一切出さず、カラフルな色彩出会ったが2021ー2022AW《画像下》では白黒のコントラストでまとめられており、シーズンごとの世界観の違いが顕著である)
(こちらはヨウジヤマモトプールオムの中でも人気な花と少年期のニットであるもともと高額なものは多いが商品状態が多少悪くても高額で取引される、、、最近は転売ヤーなども、ちらほら見られるが一種の投資的な要素も持ってしまう、、?)
このようにファンベースのブランドは長期的にそのブランドと付き合っていく人が生まれ必然と洋服好きが生まれる。
ニュアンスとしてはブランド好き(世界観も含め)と捉えられる。
デザイナーズブランドの良さについては今後の投稿で更に深く掘り下げたい
②古着などを集めたりする人
こちらは個人的によりコレクターの人が多いと感じる。
なにせヴィンテージなどになると市場に出てくる数がそもそも少ない(新品未使用の状態を指すデットストックになると更に少ない、、、)大体はきれいでもミントストック(一度や二度の試着程度の着用や、水通しなどの状態を指す)がほとんど。
この希少価値がコレクション欲を掻き立てるのも一つの要因。
他にもヴィンテージ古着の良い点はたくさんある(これについても今後より深く話したい)
・基本的にヴィンテージものは昔ながらの織り機等によって今では出せない風合いが出ている。
・ヴィンテージには今の大量生産では見られない作り込みが見られる。
・同じブランドでも年代ごとにタグの違い、ディテールの違いが見られて、純粋に楽しい
・昔の年代が舞台の映画や海外ドラマに出てくる雰囲気を再現できる。(余談だがガイ・リッチー監督の作品はヴィンテージのPoloなど衣装が凝っていて、面白い)
(こちらはガイ・リッチー監督作品コードネームU.N.C.L.E.からの一枚。ハイブランドからヴィンテージまで織り交ぜる衣装のセンスが◎同監督のシャーロック・ホームズにおける衣装も抜群の雰囲気がある。)
(こちらはコニーのコレクションの一つ。70年代のフレンチラコステである。チノパンかと思いきやツータックにダブル仕上げ、この独特な雰囲気に加えて中々お目にかかれないフレンチラコステの希少性も相まり、一番のお気に入り♫)
このように古着好きは古き良き洋服のディテールや雰囲気、ヴィンテージの希少性などが持つコレクション欲にハマる服好きが出来上がる。
③素材や製法、染めなどブランドというより洋服そのものにこだわりがある人
これは実体験上少し年配?というか色々な洋服を見てき他人がたどり着くイメージがある。
夏はリネン、冬にはウールなど天然素材にこだわりがある人や、インディゴなどの化学染料よりは天然素材の藍染や草木染めなど少し価格は高くても自分の気にいった素材や染料の洋服を選ぶ人が多い。
コニー自身もインドのコットン:カディコットンにハマりインドの伝統衣装のクルタシャツなど何着か持っているが、未だに手紡ぎのカディコットンならではの吸汗性、肌触りの良さ、独特な風合いは虜にする理由がよくわかった。
(実はコニー染め物も大好きで、ちょくちょく染め物系の洋服も買い足している。こちらは京都で絞り染されたコート。染めは経年変化なども含め長く楽しんで付き合える。)
つまりここでの洋服好きは、デイリーユースをより考えている生活の中の洋服が好きと捉えられる。
④自分なりに洋服で自身を表現するのが好きな人。
こちらは、ロックやクラシック、モード、ストリートなど自身が影響を受けたカルチャーや自身のバックボーンを服で表現する人。本来服装って自身のバックボーンから影響される要素は多いと思うが、特に最近の日本の人は、帰属意識というか何かしらのグループに属しそこからはみ出さないようにするという意識が強いため、服装などにおいても、個性が出づらい。
しかし原宿などの若者を中心に個性を出すスタイルは見られる。Dropなどのファッションスナップでは特定のブランドでコーデを統一し、世界観を出す人、Usedとハイブランドをミックスしてコーデを組んでいる人、特定の年代の洋服でまとめその次代の雰囲気を再現している人など、それぞれの個性が見られるのでぜひ一度その世界観も覗いてみてほしい。
(dropのファッションスナップ。人それぞれの世界観が反映されていて面白い。こちらの方は70年代のファッションを追い求めているりいちさん。某ファッションユーチューバーの動画でも出てきており知っている人もいるはず)
(こちらはりいちさんのアカウント)
洋服そのものが好き!に加えそれを駆使し表現する部分をより重視している洋服好きと言えるのだ。
⑤インスタグラムなどのインフルエンサーや雑誌などを追い、流行のおしゃれを取り入れている人
こちらは近年のSNSの普及やWEARなどのプラネットにより急増したと思われる。なんなら個人的にここ数年の流行りなどはこの層が大きく影響していると考えている。(日本音楽界におけるHip Hopの普及によるストリートファッションの人気なども見られるが、、)
特に芸能人やインフルエンサーがおすすめしている洋服が劇的に売れたり、SNSによって特定のスタイリングが急速に流行り出したりする。
個人的にはもっと多くの人が洋服好きにになって洋服の良さをたくさんしてほしい気持ちがある。この風潮は今まで洋服に興味がなかった人でも再現性も高くハマるきっかけにもなる可能性が高いので嬉しい。
(最近はオンラインでも雑誌が読めるので雑誌を読む若年層も増えてきている。スタイリストの上手にまとめられたコーデをかんたんに取り入れられる再現性の高さも◎)
ともかく、ここでの洋服好きは、流行を追うだけでなく、今では流行を作るような洋服好き、おしゃれ好きと言える。
最後に
ここまでダラダラと洋服好きについて述べてきたが、何が言いたかったの?と思われるかもしれない、、つまり洋服って本当に十人十色何も制約もなければ正解もない本当に自由、そして少し自分なりにこだわってみるだけでその日がちょっぴり楽しくなる。自己肯定感が上がる。生活が変わる。
これがコニーが洋服好きになり今でも大切な趣味としている要因なのである。