工場で働くって色々あるよねって話

人には、それぞれ理由があり日々やりたくない業務をこなしてるんだと思う。

私も最初、今の会社に入った時は常に新しい事が多くワクワクの連続だった。
ただ残念な事に同年代が居なかった為、先ず話が噛み合わない。
30代VS(?)60代。
それこそ育った環境も指導されてきた事も、今の職場が同じになるまでは、全く別環境。話が噛み合わなさすぎて、びっくりする

思考が違うのだから、意見なんて選手千別。
わかんないと答えても、何故か次を話され圧倒し、返答は、あー へぇー うーん(疑問形)そうなんですねぇ(軽く棒読み)だったりするも、返答の仕方はなんでもいいらしく、上記の答え方でも特に怒られはしなかった。

みんな話し相手がやはり欲しいのだ。

特に工場みたいな大きな機械音が鳴ってる場所の現場では、地下鉄に居るようなもの
その中で普通に会話しようなんて先ず無理な話。自然と流行る前からソーシャルディスタンスになっていた。

私は、とにかく人と話す仕事、触れる仕事をとにかく嫌った。それ以前に会わなかった。
コンビニ業務トータル10年やってれば、恐らく何かしらの役職に着けていたかも知れないが、私はとにかく「動く」という動作を自分から取りに行く事は無かった。
もちろんバイトで終了する案件だ。
きっかけがあれば、お客様と軽く話をする。
特にライブチケット。
バンギャな私にとって、チケット発券が何よりも楽しい業務だったし、チケットを通して色々なお客様とお話出来る事は、楽しかった。

でも、どうしても自分に合う仕事では無かった。

今の工場の日勤をやる前は、夜間清掃だった。

何が楽しいって先ず仕事がきっちり分け与えられてた。
そこを清掃する「のみ」の単純作業。
自分にしか出来ない仕事、完全に任された仕事。
そこだけやればいい、ひたすら余計な話もせず聴かず黙々と。
めちゃくちゃ楽しかったし、このルーティン作業が堪らなくよかったし、合っていた。

が、この業務だけでは生活は厳しい。
上司に祈願し、日勤に移り検品作業者になった。

(清掃会社は後、派遣に変わりもう少し遅かったら、リストラになりかけていた。危機一発)

日勤は日勤で、本当に色々な人が居た。

お喋り好き、噂好き、無口、癇癪持ちetc

7年も居たら、一人一人紹介出来るんじゃないかぐらいのレベルに今いる。
しないけども。

上記で述べたように、現場内はほぼ地下鉄レベル。騒音レベルも記載されている。
そんな中でどうやって会話が成立しようか
わかってもわからなくても笑みを浮かべ相槌
会話不可能レベルにも関わらず、やはり年配の先輩方は、何故か成立していた不思議な世界。

そのレベルに行けるまで、修行はまだまだ続く。

だが、自分には作業環境があっていた。
先ず、1日同じ場所で動かずずっと検品作業
挨拶不要。笑顔不要。

こんないい事があるだろうか?
動いて行動する事が苦手かつ、会話が苦手という事を感えたら、とてもやりやすい環境だと心から思えた。
中には、一日中本当に誰とも喋らず愚痴も言わず淡々と作業をこなす者も居るが、ある意味尊敬してしまうが、一切喋らないとなると私にはしんどいと感じてしまう。

コミュニケーションが苦手過ぎるから、工場に居る。行動がある。
と私は勝手に思っているが、人と合わせる事が苦手という人の砦のような気がしてならない。

気温、年間通じて14度。
夏よくても冬寒い。感覚も多少おかしくなる。

7年居たら色々思う事も出てくる。

それでも、接客をするという事は私には向かない。

仕事選び、簡単な話ではないなと熟感じている

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