スポーツは見るだけで幸せか?
バスケットW杯、おおいに盛り上がりましたね。
お恥ずかしながら、バスケットはルールにすら疎い私…
そんな私ですら、ベネズエラ戦、試合時間残り2分からの大逆転勝利は、心震えるものがありました!
この記事では、スポーツ観戦がもたらす感情を軸に、スポーツは見るだけで幸せになるのかを考えてみました。
スポーツ観戦の場面で応援しているチームが勝利したとき、一気にテンション爆上がりの高揚感に包まれます。
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脳内ドーパミン祭り…!
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大量のドーパミンが放出されるその高揚感を、要素的に分解すると「熱狂」「感激」「感動」で成り立つのではないでしょうか。
熱狂
熱狂している状態とは、コトバンク定義のとおり「興奮して夢中になっている状態」でしょう。
その観戦しているスポーツに没頭し、自分事のようにポジティブに応援している状態。
「自分事のように」がポイントではないでしょうか。
応援しているチームを「拡張自己」として捉えているのだと思います。
チームを拡張自己として認知するには、まずは「その試合で勝つことの意味」を理解し、共感する必要がありますね。
今回のバスケW杯での勝つことの意味は、この2つでしょうか。
✓ パリ五輪への出場権獲得
✓ 渡邊雄太選手の引退阻止
勝利の必要性に同意 → 勝ちたい!(自分事に変換)
こうして勝負に熱狂した状態が、次の感激や感動に進むためのベースとして必要だと思われます。
感激と感動
この2つは、同一視されるほど似ていますが、感情の進行度合いが異なるものではないでしょうか。
コトバンクの定義のとおり、感激は瞬間的な心の衝撃。
感動は、その感激の後に心を動かすこと。
感激が深まって(進行して)、感動としての余韻を感じる。
熱狂や感激は一時的なものですが、
感動は、心に刻むことができます。
バスケW杯での個人的な感情で、両者を区分すると…
▶感激
やったー!勝ったー!!泣くー!!
▶感動
残り2分の比江島選手すごすぎる
バスケを好きにさせてくれてありがとー!
スポーツは見るだけで幸せか?
スポーツ観戦によるドーパミン祭りを言語化しましたが、では「スポーツは見るだけで幸せになれるのか」と問います。
あくまで個人的な解釈として、心を元気にさせる効果はあると思います。
✓ 選手やチームに自身を投影して、闘志を疑似体験する
✓ 勝ったときには、歓喜・爽快感がもたらされる(快感情)
✓ 負けても、熱狂・興奮することで心を動かすことができる
日常で凝り固まってしまった心のカンフル剤として、スポーツ観戦は有効であろうという結論に達しました。
来年のパリ五輪も楽しみですね。一緒に応援しましょう。
最後までお目通しいただき、ありがとうございました。
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